上級ウェブ解析士の学習内容と取得の流れ

上級ウェブ解析士とは

ウェブ解析を軸としたウェブ解析スキルを身につけ、上級ウェブ解析士として活躍しませんか?

多くのマーケティングフレームワーク、ビジネスフレームワークを使い、ウェブにとどまらないお客様の経営課題にまで踏み込んだKPIの設計から、データに基づいた根拠のある提案をできるようになります。ウェブコンサルティングとして必要なスキルを体系的に学べるカリキュラムです。

2021年のカリキュラムは「事前課題→中間課題→修了レポート」に一貫性を持たせ、手を動かしてプロの視点でコンサルができる能力を養うことを目的するため、カリキュラムの一部を変更しました。

講座概要

ウェブマーケティング、ウェブ解析に関する以下の応用知識を習得、データの正しい認識(読み取り)の基に、クライアント及び社内経営陣(上長)に対して、説明・説得、新しい取り組み施策等以下の事業の成果に繋げる提案(コンサルティング)及び提案スキル向上(提案内容の付加価値化)を可能にすることを目指します。

  • 事業分析とペルソナ・カスタマージャーニーマップの作成方法(クライアントや自社の事業理解とカスタマー理解)
  • KPI(重要業績評価指標)の設定とウェブマーケティング計画の設計・立案(事業目的に対して適切な計画)
  • 時系列分析のセオリー、ウェブ解析の基準値、業務設計(業務効率化による事業収益化促進)
  • 分析結果のコメント・アドバイス方法(課題抽出と改善策、事業成果に繋げる提案ポイント)
学習目標講座や各課題で取り上げる理論・手法を十分に理解・習得し、クライアントや自社の事業に貢献できるコンサルタントになること。
受講資格ウェブ解析士資格保有者であること。
受講費用88,000円(受験料含む・税込)

講座形態

オンライン講座

事前課題の作成・提出~講座受講~中間課題の作成・提出~修了テスト・修了レポートの提出による合格で認定されます。

途中2回(各2時間程度)のオンラインライブ講座があります。ライブ講座はZoomというウェブ会議ツールを使用します。Zoom自体の利用に費用は掛かりませんが、パソコンに繋ぐカメラやマイクを予めご用意ください。

ライブ講座では、各課題の講評・講座内容に関する質疑応答・ディスカッション、修了レポートの説明などを行います。

オフライン講座

事前課題の作成、講座受講、中間課題の作成・提出、修了テスト・修了レポートはオンラインで行っていただきます。

途中2回、講師の指定する会場にて2時間~3時間程度のオフラインの講座を行います。

オフライン講座では、各課題の講評・講座内容に関する質疑応答・ディスカッション、修了レポートの説明などを行います。(オフライン講座の会場や時間、内容については、講師から連絡があります)

成績評価の方法

  1. 必要単位の取得
  2. 事前課題および中間課題の評価
  3. 講座内の小テスト、課題提出、ディスカッションへの参加
  4. 2回のオンラインライブ授業または会場講座への参加
  5. 修了テストの合格
  6. 修了レポートの評価

合格必要要件

  1. 各章の講座受講を終了し、必須科目と選択選択科目を含め10単位以上を取得していること。
  2. 事前課題・中間課題・修了レポートを期限までに提出し、下記の合格点を取得すること。
  3. 講座内の演習を修了していること。
  4. 修了テストに合格していること。
  5. 2回のオンラインライブ授業または会場講座に参加していること。

採点基準

  1. 事前課題 : 50点(35点未満は不合格)
  2. 中間課題 : 50点(35点未満は不合格)
  3. 修了レポート : 100点(70点未満は不合格)

合格に必要な合計点数 : 140点以上

資格取得の流れ

講座期間

事前課題作成から修了レポート提出まで、概ね1.5ヶ月。

上級ウェブ解析士の資格取得の流れ

課題およびレポート

事前課題:合計6点の事業分析

  • 外部環境分析課題
    1. 5 Forces分析
  • 内部環境分析課題
    2. クロスSWOT分析
  • ユーザー分析課題
    3. NPSⓇ(Net Promoter Score)
    4. ペルソナ(これからウェブ解析士を学びたい人)
    5. カスタマージャーニーマップ
  • ロジックツリー課題
    6. ロジックツリー(売上20%UP)

中間課題:3点のマーケティング計画立案

  1. ウェブマーケティング計画書
  2. KPI設定シート
  3. 解析設計指示書

修了レポート:事業分析5P + 9P~の改善施策提案レポート

  1. 事業分析(事前課題)(5P)
  2. 3ヶ月全体レポート(1P)
  3. カスタムディメンションによるカスタマー分析レポート(1P)
  4. カスタマー別定義月間推移レポート(1P)
  5. 売上を20%増やすためのサマリー施策のロジックツリー(1P)
  6. 改善施策提案(1P)
  7. 解析設計提案(1P)
  8. マーケティング解析によるデータ分析(1P~)
  9. アクセス解析によるデータ分析(2P~)

講座内容

事前課題

受講前に事前課題説明動画を視聴した上で、事前課題用テンプレートにて作成。第1部開始前に、講師の指定する期限内に提出。

  • 外部環境分析課題
    5フォース分析
  • 内部環境分析課題
    クロスSWOT分析
  • ユーザー分析課題
    NPS Ⓡ (Net Promoter Score)
    ペルソナ
    カスタマージャーニーマップ
  • ロジックツリー課題
    ロジックツリー作成 (編集済み) 

第1部

はじめに講座の全体像、学習の進め方など。
第1章 上級ウェブ解析士とは(必須)上級ウェブ解析士の権利と義務や、合格基準について。
第2章 MELSA戦略立案(必須)メディアサイト、イーコマースサイト、リードジェネレーションサイト、サポートサイト、アクティブユーザーモデルの戦略をウェブ解析士協会の実例を通して学習。
第3章 KPIと指標の設計(必須)ビジネスインパクトにつながるKPIの考え方と、高度なマーケティングテクノロジーの利用・設計手法の理解タグマネジメントツールの理解。
第4章 その他の計画立案(選択)ブルーオーシャン戦略立案、SEO施策の計画立案、サイト集客施策の計画など複数の演習からひとつ以上の演習を選択。

ライブ授業または会場講座

各課題の講評・講座内容に関する質疑応答・ディスカッションなど。

中間課題

第2部開始までに下記3種類のドキュメントを作成し、講師の指定する期限内に提出。

  1. ビジネスゴールに基づく「ウェブマーケティング計画書」(必須)
  2. カスタマージャーニーマップを基にした「KPI設定シート」(必須)
  3. 新たなウェブ解析ソリューションの「解析設計指示書」(3つからひとつを選択)

第2部

第5章 全体傾向の解析瞬時に問題を発見するための基準値およびユーザ傾向やコンバージョン傾向の分析方法の習得。
第6章 参照元の解析広告を含めたチャネル別の課題発見とステップ定義に基づいたカスタマーアナリティクス視点での課題発見方法の学習。
第7章 コンテンツの解析ファネルにもとづくコンテンツの課題発見と改善手法。加重直帰率や離脱改善手法によるソート方法およびステップ定義によるカスタマーアナリティクス視点でのコンテンツ分析とレポート手法の理解。
第8章 レポートの設計レポート設計の考え方とフレームワークおよび時系列でのレポート運用体制の構築を理解。

ライブ授業または会場講座

各課題の講評・講座内容に関する質疑応答・ディスカッションなど。

修了テスト

講座各章、事前課題、中間課題および2021ウェブ解析認定試験公式テキストから出題。

修了レポート

修了レポートの項目の解説や提出方法。要件に従って3項目のレポートとロジックツリーを作成し、1施策の改善・解析提案とそのデーター分析レポートを作成。講師の指定する期限内に提出。

資格取得までの期間・学習時間の目安

上級ウェブ解析士は講座と試験がセットです。受験だけの制度はありません。下記は、予習開始から修了レポート提出までの目安となる期間です。

1か月半~2か月(学習時間:40時間~60時間)

上級ウェブ解析士認定講座の学習時間
上級ウェブ解析士認定講座の難易度

注意事項

  • 受講前にNDAを提出していただきます。
  • 不合格の際の返金はできかねます。
  • 各課題に関する資料および講座資料の著作権は一般社団法人ウェブ解析士協会に帰属します。
  • 事前課題・中間課題・修了レポートは公開・共有することがあります。
  • 不合格の方は、不合格の課題・レポート・試験の再試験を受けることができます。

事前課題・中間課題 : 11,000円(税込)
修了レポート : 11,000円(税込)
講座単位未取得の際は、再受講していただくことになります。

また、実際に再受験する場合には、前回受験した講座の主催者(講師)にご相談ください。

受講生へのメッセージ(動画あり)

上級ウェブ解析士認定講座は、単に講座を受講するだけでは資格を取得できません。ご自分で「手を動かして」各課題や修了レポートに取り組んでいただく必要があります。各課題や修了レポートの作成には、それなりの時間がかかります。ご自分の業務もあるとは思いますが、合格できる課題・レポートを作るために十分な時間を作ってください。

また、講座内では、受講生同士・講師とのディスカッションもあります。学びや受講生メンバーに真摯な態度で向き合うようにしてください。

協会カリキュラムは1月〜12月の年度で変更されていて、テキスト・講座内容・試験など、1月で一新されます。同じ年の12月までにご検討いただくことをオススメしています。

上級ウェブ解析士インタビュー

上級ウェブ解析士の資格維持について

上級ウェブ解析士として資格を維持するためには、以下の条件を満たすことが必要になります。

  1. フォローアップテストの合格
  2. 年会費の支払い

フォローアップテストとは

新しいカリキュラムの内容を元に、知識をアップデートすることを目的としたテストです。正会員・法人会員が追加費用なし(無料)で受験できます。

資格維持には毎年、フォローアップテストの合格が必要ですが、今年度(〜12月31日)に新しく資格を認定(上位資格への合格も含む)された方は、今年度のフォローアップテストの受験は不要です。

フォローアップテストに合格しなかった場合(次年度の対応)

次年度の年会費をお支払いいただいても、今年度のフォローアップテストに合格できなかった場合は、次年度はランクダウンして「ウェブ解析士」となります

また、次年度の年会費をお支払いいただけず、今年度のフォローアップテストに合格できなかった場合は、次年度から「非会員」となります。
もし退会を希望される場合は、休会・退会について をご覧ください。

※非会員となったあとに資格復帰を希望される場合、原則としてウェブ解析士から受験いただく必要があります。

ウェブ解析士協会支援プログラム

ウェブ解析士の会員向けにお得なプログラムがあります。詳細は「ウェブ解析士協会支援プログラム」をご確認ください。

ITコーディネータ資格「専門スキル特別認定資格」

特定非営利活動法人ITコーディネータ協会(以下、ITコーディネータ協会)が運営するITコーディネータ資格の「専門スキル特別認定資格」となっています。

専門スキル特別認定制度は「マーケットに近い立場におられるITC関連他資格者の、ITCとしての前提となる専門分野の知識および経験を専門スキルとして認定し、ITC試験の一部免除の特典を受けることができる」制度です。

43番目の専門スキル特別認定として、上級ウェブ解析士かつ正会員が認定されました。

※ITコーディネータ資格「専門スキル特別認定資格」についてはこちら

認定の詳細

  1. ウェブ解析士3資格のうち、上級ウェブ解析士かつ正会員およびウェブ解析士マスターかつ正会員を専門スキル特別認定資格とする。
  2. 同資格制度の資格維持制度に基づき、同資格維持により実践力ポイントを付与する。
    ※資格取得・維持とも2015年4月よりポイント適用開始。
  3. 2014年度第2期(第31回試験)ITC試験より適用を開始する。