総合的なデジタルマーケティングでクライアントの課題を解決する 株式会社D2Cdot

D2Cdotは、企業・商品の特徴である「伝えたいコト」を最適な手法で生活者に「伝わるカタチ」にし、クライアントが抱える様々な課題解決に向け総合的にデジタルマーケティングを提供する企業です。社員はプロデューサー、ディレクター、エンジニア、デザイナー、Webアナリストと一気通貫で取り組めるスキルを持ったメンバーで構成されています。今後の案件の拡大を見越して2018年10月に沖縄オフィスを開設しました。沖縄オフィスにもアナリストが在籍しています。

目次

ウェブ解析士の勉強をしてよかったこと

ウェブを使ったビジネスのベースとなる知識が体系的に学べることがよかったです。社会人なので個人の日々の勉強は欠かせないのですが、ベースとなる知識が社内でそろえられることはコミュニケーションの効率化にも繋がっていると思います。

最近では、プロデューサーやディレクターにおけるプラスの知識として自ら取得する人もでてきています。個人的にはウェブ広告も学習範囲に含まれていたことはよかったと思っています。

はじめはimpとかCPAを予算から計算して求めるということが苦手でしたが、プロモーションに欠かせない広告についても知識を広げられたことでサイト分析における集客部分への理解が進みました。

D2Cdotでは次のウェブ解析を想定し Human Centered Analytics を実践

ウェブ解析士を学んでいる人にとってはウェブ広告、サイト運用、SNS運用など集客からコンバージョンまでをデータで把握することは当たり前の活動になっていると思います。

D2Cdotではその活動に加えて「なぜリピートユーザーが増えないのか」「初期設定後再度アプリを起動する人が少ないがどこを改善すればよいか」など、実態を深く知る取り組み Human Centered Analytics(HCA)を実践しています。いうなればウェブ解析士の先の姿といったところでしょうか。

企業とユーザーのコミュニケーションを明らかにする一連の手法に取り組む

HCAは人間中心設計※1のプロセスをベースにウェブ解析とデザイン思考の手法を融合しています。定量的なウェブ解析の結果であるアクセスログや媒体レポートなどで定量的に傾向を把握し、「インタビュー」「ウェブユーザビリティ」「webアンケート」などで定性的に数字の「なぜこうなったか?」を明らかにすることができます。

また、結果を明らかにする手法としてはウェブのレポーティングはもちろん、ジャーニーマップやペルソナなども活用しています。サイトやSNSを通じて企業が発信した内容がユーザーにどのように伝わったか、情報発信での課題は何かを伝える活動に取り組んでいます。

将来的にはデザイン思考を取り入れた活動も実践していきたい

2018年5月23日に特許庁と経済産業省が主導となっている「産業競争力とデザインを考える研究会」からデザイン経営宣言※2が発表されました。これまではアウトプットの段階でデザイナーの出番としていることが多かったものを、アイディアを具体的に出す段階で良いアウトプットを提供していこうという活動です。

ビジネスを設計するところからHCAの概念を導入して実現に向かった関与を高めていき、ウェブ解析およびユーザー行動把握の活動の可能性を模索していきたいです。

※1人間中心設計 人間中心設計推進機構人間中心設計とは
https://www.hcdnet.org/hcd/column/hcd.html

※2デザイン経営宣言
http://www.meti.go.jp/press/2018/05/20180523002/20180523002-1.pdf

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