クリエーティブの成果を定量的に分析し、お客さまのビジネスへ貢献。 株式会社たき工房

株式会社たき工房

(写真左から)

執行役員   荒瀬 圭吾 様(初級ウェブ解析士)

ディレクター 天明 久尚 様(上級ウェブ解析士)

プランナー  秋葉 隆由 様(上級ウェブ解析士)

株式会社たき工房(以下たき工房)はデザインに強みを持つ制作プロダクションです。グラフィックデザインをはじめ、デジタルクリエーティブ、プロモーションプランニングなど、課題解決型のクリエーティブで、お客さまに最適なコミュニケーションをご提案する”ソリューション・デザインカンパニー”です。

皆さまが普段取り組まれている仕事の内容を教えてください。

荒瀬 私はプロデューサーのマネジメントをしております。プロデューサーはお客さまから課題を伺う窓口として、クリエーターのスタッフィング、制作スケジュールや予算の管理などを行ないます。

天明 私はディレクターとして、納品までのクオリティ・スケジュール管理などを行なっています。いわゆる現場監督をイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。

秋葉 私はプランナーで、キャンペーンの企画立案などを行なっています。お客さまからオリエンで聞いた課題をどう解決するか、を考える仕事です。

ウェブ解析士を受講するに至った経緯を教えてください。
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荒瀬 弊社は時代のニーズに合わせて2000年からデジタルの部署を立ち上げ、デザイン力を活かしたウェブ制作を手掛けておりますが、ウェブ解析士の知識習得によってお客さまへの提案の質をさらに上げたい、また組織全体のナレッジのボトムアップをしていきたいと考え、資格取得の推進に至りました。

秋葉 お客さまからオリエンを聞く際も、CV、CVRといった言葉が当たり前に飛び交うようになってきました。企画を立てる人間はアクセス解析ができるか否かという以前に、そういった言葉をきちんと理解する必要があると思いますし、例えばKPIの設定から提案できると、プランナーとして更に良質な企画立案ができると考えて受講を決めました。

天明 実際に現場でお客さま・制作スタッフとやりとりしていても、アクセス解析の知識は必要だと感じています。私たちのクリエーティブがいかにお客さまのビジネスに役立っているか、それを実証するためにも必要な資格だと考え受講しました。

ウェブ解析士を受講した前後で、どんな変化がありましたか?
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荒瀬 プロデューサーで言えば、お客さまから課題を伺い社内スタッフへ共有する精度が向上したと思います。ウェブ解析士は単なるアクセス解析だけでなく、企業の経営課題分析にまで踏み込んでいるので、お客さまから課題を伺う際により深く、背景まで理解して課題を捉えられるように変わってきたのだと感じています。

天明 私は、お客さまのご要望に対し、この企画は事業の成果につながっているか、費用対効果として正しいか、などを精査するうえで上級ウェブ解析士のメソッドをもとに判断するようになりました。

秋葉 私はお客さまからの信頼度が変わったと実感しています。広告制作のスキルを証明する資格が世の中にあまりないのですが、「上級ウェブ解析士です」とアピールできるとお客さまも安心できるのだと思います。実際、クリエーティブ以外の広い領域でご相談いただく機会も増えてきました。

今後、どのような取り組みをしていく予定でしょうか。

荒瀬 ウェブ解析のメソッドが身について、お客さまとの間で設定・共有した目標値が弊社のクリエーティブによって貢献できたことを定量的に検証していきたいと考えています。
実際に定量的な成果が出たことで、継続的に案件をご依頼いただくケースも増えてきました。納品して終わりではなく、成果の検証、そして次の一手のご提案と、お客さまのビジネスパートナーとして継続的にお付き合いしていける会社でありたいと考えています。

最後に、ウェブ解析士の資格取得を検討されている方にメッセージをいただけますか。
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荒瀬 「自分はプロデューサーだから、デジタル領域はあまり手掛けないから関係ない」と思わないでほしいですね。ウェブ解析士の資格は経営課題にまで踏み込んだ知識も得ることができるので、お客様の課題を伺う立場の人間にとって有意義な資格だと思います。

天明 まず、初級で言葉や概念を理解することは、どの業界、どの職種であっても役に立つと思います。その先の上級に関しては、学んだ内容を実務で活用できるレベルに持っていくために、現場で試行錯誤していく必要があるかとは思います。

秋葉 現状分析や課題・目標設定などを行う際に、上級ウェブ解析士で学んだ知識が役に立っています。そう考えると、お客様の課題解決を行なっている会社の方々は受ける価値ありだと思います。

本日は貴重なお話、ありがとうございました。

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