【12月報告】2020年ウェブ解析士マスターカリキュラム分科会

こんにちは。ウェブ解析士マスターカリキュラム分科会です。 先日12/7(土)には、第46期ウェブ解析士マスター講座DAY4が開催され、2名のウェブ解析士マスターが誕生しました。 とても難易度が高く、途中くじけそうになったり、投げ出しそうになったりとなりがちなのですが、「受講生のみなさん、講師、アシスタントや分科会の皆さんが一丸となってサポートして頂いたことで、なんとか乗り越えることができました。ありがとうございます」、といったお言葉も頂きました。 本当にお疲れ様でした。おめでとうございます。今後のご活躍を祈念しております。当分科会では、ウェブ解析士マスターになるまでのサポートを重点的に行ってきましたが、今後は、取得後のサポートも視野に入れて活動を行なっていきたいと思いました。 さて、今回の投稿では、12/18(水)に行われたウェブ解析士マスターカリキュラム分科会で議論された内容について、ご報告いたします。ご参加いただき貴重なご意見をいただいた皆様には御礼申し上げます。
目次

1. 第46期ウェブ解析士マスター講座振り返り

改めて、ウェブ解析士マスター講座の醍醐味を、「ウェブ解析のスペシャリストという自覚」、「コミュニティの醸成」、「講座の開発ができる」という3つの視点から紹介します。

ウェブ解析のスペシャリストという自覚

私たちウェブ解析士は、ウェブ解析にとどまらず、自社やクライアント企業の事業の成果を導くこと、貢献すること、コミットすることと定義つけています。 つまり私たちが主張する、相手がいるわけです。「こんな問題があって、こんな課題があって、この施策を行えば、事業の成果を導きます」そんな文脈で、相手に伝えることが私たちの価値と考えています。 ここで、「こんな問題があって、こんな課題があって、この施策を行えば、事業の成果を導きます」なのですが、相手から、「本当に?」「できる?」「何を伝えたいのかわからない」という相手目線の問いが生まれてくるわけです。 相手からの「本当に?」「できる?」「何を伝えたいのかわからない」を「よし、わかった、では、その提案を受ける」とするには、「根拠を示すこと」が必要です。そこで、ウェブ解析のデータが重要になってきます。データをもとに根拠を屈強なものにすることで、難易度が高い相手が納得するレポートを作成することができるのです。

コミュニティの醸成

ウェブ解析士協会にはウェブ業界の方だけではなく、事業会社や様々な方達が関わっています。そしてマスター講座では、極めて難易度の高い、マクロ解析レポート、ミクロ解析レポート、実技試験が用意されており、通常業務を行いながらクリアしていくには大変困難です。 そんなカリキュラムを共に乗り越えようとする、受講生、講師、アシスタント、分科会で、クラス内外で、レポートや実技試験合格に向けてウェブ解析やウェブマーケティングを共に深く考えていくことで、かけがえのない繋がりが醸成されていくのです。

講座の開発ができる

ウェブ解析士マスター講座で体験するすべての経験が、皆さんにとっては新しい価値を生み出すことです。 それは、上述したスペシャリストであること、コミュニティが醸成されることも含まれますが、自分の強みを活かしたセミナーや講座開発、そして登壇ができることです。講座開発のプログラムでは、どんな参加者に対して、どんな内容を、どのように伝えるのか?を全員で話し合い、より良いものへとアップデートしていきます。また告知ツールも実際に使ってみるという体験もできます。

2. マクロ解析レポート講座、ミクロ解析レポート講座開催議案

1/11のマクロ解析レポート講座、2/1ミクロ解析レポート講座についての運営関係を再確認しました。ウェブ解析やウェブマーケティングを実務で行なっているけど、実際のレポートってどんな風に書けば良いかわからないとか、もっと高次でスペシャルなレポートをかけるようになりたいといった声に応えるため開設しました。 来年は、東京に限らず、各地での展開を考えております。スケジュールが決まりましたら公開しますので、しばしお待ちください。 ウェブ解析士マスター講座の試験であるマクロ解析レポートとミクロ解析レポートを2020年からそれぞれ別の講座としても開催することになりました。
※ウェブ解析士マスター講座でも試験を中心に行います。 マクロ解析レポート講座では、クライアントや自社にとってのKGIを導くために、仮説検証、問題発見、対策立案を行い、事業の成果に結びつけるための提案書の作成方法を学びます。 マクロ解析レポート講座詳細はこちら
エキスパート講座:伝説を残すマクロ解析レポート講座 〜ウェブ解析士マスター講座で行っていた内容が学べます〜 ミクロ解析レポート講座では、ユーザーの行動を把握し、ユーザーにいかにハッピーになってもらうかを考え、結果的に事業の成果に結びつく提案書の作成を学びます。 ミクロ解析レポート講座詳細はこちら
エキスパート講座:伝説を残すミクロ解析レポート講座 〜ウェブ解析士マスター講座で行っていた内容が学べます〜 どちらの講座も、現在のウェブ解析士マスターの提案書を見ることができたり、受講者同士のワークショップでプロフェッショナルなレポート作成の糸口を見つけたりと、スキルアップが期待できる内容です。

3. 2020年、年間スケジュール議案

2020年に向けて、第47期は日程、場所ともに決定しておりますが、それ以降の第48期、第49期や、マクロ解析レポート講座、ミクロ解析レポート講座の日程、場所を確認しました。こちら、最終確定しましたら、公開させていただきますので、しばらくお待ちください。 第47期ウェブ解析士マスター講座はこちらから
第47期ウェブ解析士マスター講座 (オンライン・東京) ウェブ解析士マスターは、ウェブ解析士ロールモデルとして位置づけされますが、具体的には、「充分な課題解決施策立案ができ、魅力的な指導ができ、魅力的な講座の開発と運営ができる、人材であること」と定義つけました。 そのために必要なスキルを以下3つに集約しました。
  • 課題解決施策立案
  • 教えるスキル
  • 講座開発運営
課題解決施策立案とは、より市場の機会を発見し、他社が真似できず、自社の強みを生かしした「確からしい施策を立案する」というプロフェッショナルなレポーティング力とも言えます。 教えるスキルとは、ウェブサービスの発注側である事業会社や、受注側である広告代理店、製作会社、コンサル業と行った、多様な方々に対して、ウェブ解析士を通したウェブマーケティングを教えることができるスキルです。 講座開発運営とは、ウェブマーケティングに関わる各分野においてスペシャルなスキルや経験をもとに、オリジナル講座を開発します。ターゲット、ニーズを特定し、それに基づいた講座の設計を行い、スライドを作成します。 他にも、資格を取得したあとも活躍する人材となれるよう、多様な演習を用意しています。 他、来年に向けての計画や最近のウェブ業界事情など内容盛りだくさんでした。ご興味がある方はぜひご参加ください。
2020年1/15(水)のウェブ解析士マスターカリキュラム分科会参加のお申し込みはこちらから
ウェブ解析士協会 / 【カリキュラム部】1/15ウェブ解析士マスター委員会2021 – ウェブ解析士協会 | Doorkeeper

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