【2月報告】2018年上級ウェブ解析士カリキュラム研究会

こんにちは。上級ウェブ解析士の2018年カリキュラム研究会です。2月22日に開催された第2回の研究会の様子を報告させていただきたいと思います。

目次

上級カリキュラム委員会のスケジュールとマイルストーン

上級カリキュラム委員会は、基本的に毎月最終週の水曜日に開催しています。2018年版の改定に間に合わせるために、いくつかのマイルストーンを決定しました。

マイルストーンは次の通り。

  • 8月までに、カリキュラム等を含め改定の内容を決定
  • 10月には、具体的な講座内容を決定
  • 11月には、プレ講座を開催して、問題点を修正
  • 2018年1月から、正式講座をスタート

分科会による具体的な検討

現在のコアメンバーだけでは検討領域をカバーしきれないので、テーマ別に分科会を設けます。

各テーマの詳細は分科会にて検討し、月1回のカリキュラム研究会で分科会での検討事項・決定事項を集約し、進めていくことになりました。

分科会は当面、以下の3つを設置します。

1. カリキュラム分科会

検討事項:上級ウェブ解析士講座のカリキュラム全般について

第1回の報告書でも記載しましたが、事前課題・中間課題も含めて、多様化する受講生のニーズにマッチする「使えるカリキュラム」と「カリキュラムのモジュール化」の実現を目指します。上級ウェブ解析士は目指さないが高度な解析知見を身につけたい方のための「専科」を設置することも検討します。

さらに、現在は上級講座受講後2週間以内に受験する仕組みになっている最終試験ですが、オンラインでの受験はそのままに、複数回受験できるように試験問題を増やします。

2.トレーニング分科会

検討事項:「教える側」のトレーニングプログラムや、課題の評価の統一的な基準を設け、研究授業の実施について

上級ウェブ解析士講座の内容は年々高度化しています、2017年の今年からは「コンセプトダイアグラム」や「コンセプトワーク」といった新しい課題も追加されました。そうなると教える側のウェブ解析士マスターの負担が増すと同時に、「全国のウェブ解析士マスターが同じレベルで教えることができるか」という課題が出できます。

こういった課題を検討していきます。

3.Adobe Analytics分科会

検討事項:Adobe Analyticsによる分析とレポーティングについてどのような教材を開発して上級講座のカリキュラムに組み込むか。また、「Adobe Analyticsエキスパート講座」開設について

ウェブ解析士協会の公式ウェブサイトに昨年、Adobe Analyticsの導入を完了しました。

今後は、Adobe Analyticsの分析やレポーティングをどのように講座に盛り込むかが課題となります。この分科会では、ウェブ解析士協会のマーケティングチームと連携しながら、進めていきます。

高度化するウェブ解析に対応する「エキスパート講座」を開講

上級カリキュラム研究会では、高度化するウェブ解析に対応するために、「エキスパート講座」のカリキュラム策定・実施を検討しています。

すでに、海老澤澄夫講師による「マーケティングテクノロジスト養成講座 GTM&YTM編」の開講は3月に決定していますが、さらに清水誠講師による「コンセプトダイアグラム講座」の開講を4月に予定しています。

「Adobe Analyticsエキスパート講座」についても、年内の開講を目指してウェブ解析士協会のマーケティングチームと協業しながら準備を進めます。教材作成に当たっては、外部の教育機関との連携も検討します。

あなたも上級カリキュラム研究会メンバーに

上級カリキュラム研究会では、一緒に新しいカリキュラムを検討していただける分科会メンバーを引き続き募集しています。ぜひ各分科会に所属して2018年の上級ウェブ解析士講座を作っていきましょう。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
目次