[連載] 店舗集客の悩みを確実に解決するネット集客方法〜第2回:顧客に店舗を知ってもらう方法

店舗集客の悩みを確実に解決するネット集客方法(全5回)

目次

第2回:顧客に店舗を知ってもらう方法

今回は、ネット集客の全体像の中で、「1.顧客に店舗を知ってもらう方法」をご案内します。

顧客に店舗を知ってもらう方法は、【1.検索エンジン】【2.ソーシャルメディア】【3.その他のウェブサイト】【4.オフライン】という主に4つの方法があります。

顧客に店舗を知ってもらう具体的なネット集客方法

ウェブサイトへの訪問者数を増やす方法とコンバージョン率を高める方法には、それぞれどのようなネット集客の方法があるかについてまとめました。

1.検索エンジン(Google,Yahoo!など)

1)オーガニック(SEO)

SEOとは、Search Engine Optimization(サーチエンジンオプティマイゼイション)=検索エンジン最適化の略で、検索エンジン(GoogleやYahoo!など)で検索結果の上位表示を可能にすることをいいます。
GoogleやYahoo!の検索エンジンロボットといわれるサーチボットはますます進化しているといわれています。

これまではキーワード対策が重要といわれていましたが、今は検索エンジンの進化に伴いウェブサイトのコンテンツの重要度が高まっています。
今後、SEOにおいてユーザー目線のコンテンツの充実が重要なのは間違いないでしょう。
(参照:ウェブ解析士協会 用語集 – SEO)

2)検索連動型広告(PPC広告)

検索連動型広告(PPC広告)とは、検索エンジン(GoogleやYahoo!など)において、ユーザーが検索したキーワードに応じて検索結果に上位表示される広告のことです。
キーワードをもとにターゲットを絞ることで、自社のサービスに対して興味・関心の高いユーザーに絞り込んで広告を出稿できるというメリットがあります。
また、広告が表示されるだけでは広告費用は発生せず、実際にユーザーがクリックするごとに課金されることも特徴です。
主なプラットフォームは、Googleが提供する「Google AdWords」とYahoo!が提供する「Yahoo!プロモーション広告」があります。
(参照:ウェブ解析士協会 用語集 – 検索連動型広告)

2.ソーシャルメディア

ソーシャルメディアとは、インターネット上の情報伝達手段であり、個人による情報発信や双方向のコミュニケーションが容易なメディアです。
Facebook、Instagram、TwitterといったSNSやYouTubeなどがソーシャルメディアとして含まれます。
(参照:ウェブ解析士協会 用語集 – ソーシャルメディア)

3.その他ウェブサイト

1)ポータルサイト

ポータルサイトとは、多くのユーザがインターネットにアクセスして最初に訪れるWebサイトのことです。
例えば、地域情報サイト、ヘアサロン情報サイト、グルメ情報サイトなどで、具体的には、エキテン、ホットペッパー、食べログなどがあります。
(参照:IT用語辞典 – ポータルサイト

2)ディスプレイ広告(PPC広告)

インターネット上のさまざまなサイトやブログなどに掲載する広告です。バナー広告とも呼ばれます。
関連性の高いサイトに広告を表示したり、興味を持ちそうなユーザーに向けて訴求できます。
また、リターゲッティング広告(リマーケティング広告)といって、自社サイトを過去に訪れ、購買・来店に至らなかったユーザーに広告を表示することもできます。
(参照:Google Adwords

3)ブログ

ブログ(Blog)とは、ウェブログ (Weblog) の略で、個人の日記などを、簡便な方法で作成し、公開することができるウェブサイトの総称です。
中には、パソコンだけではなく、携帯電話などを使って更新できるものもあります。
(参照:IT用語辞典 – ブログ

4.オフライン

オフライン広告とは、オンライン広告と対比して用いられる用語で、インターネットを介さないで掲示される広告のことです。
オフライン広告は、広告手段の1つで、主にテレビ、ラジオ、新聞や雑誌、チラシ、看板などが挙げられます。
オフライン広告は、オンライン広告に比べて効果測定がしづらいケースが多いため、媒体ごとに宛先や電話番号を変更したり、異なるQRコードを掲載するなどの工夫が図られています。
(参照:IT用語辞典 – オフライン

第2回:顧客に店舗を知ってもらう方法のまとめ

1.検索エンジン
オーガニック(SEO)、検索連動型広告(PPC広告)
2.ソーシャルメディア
Facebook、Instagram、Twitter、YouTubeなど
3.その他ウェブサイト
ポータルサイト、ディスプレイ広告(PPC広告)、ブログなど
4.オフライン
テレビ、ラジオ、新聞や雑誌、チラシ、看板など

各集客方法の集客効果を数値計測し、費用対効果が高い集客方法を見つけてみてください。
次回は、「顧客に店舗を思い出してもらう方法」をご紹介します。

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この記事を書いた人

1980年 東京都出身、慶應義塾大学総合政策学部卒業。株式会社ILBのCKO(最高知識責任者)、上級ウェブ解析士。
日本最大級のローカルマーケティング専門企業(株式会社ILB)のコンサルタントとして8年間で8,005店舗の経営者に対し、講演会やセミナー、個別相談会にて集客アドバイスを実施。
さらに多くの店舗の集客課題を解決するために、ILB販売パートナー制度の企画・運営、パートナーの育成に尽力している。

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