ビジネストレンドを押さえた内容か?

これから伸びる内容か、自分で実践できる場があるか

これはモチベーションアップの話とつながってきますが、研修の内容がいかにも新鮮味のないものであったりすると、なかなか受講者の興味は引けないものです。

この時大事なのは「受講生が知りたい、興味を持てる内容の研修であるか」です。もちろん、企業として教えたい内容はあるはず。それに沿わなければならないのは事実です。しかし、最初からあまりにもニッチなこと、今、目の前にある業務のことしか行わないのはお勧めできません。最初だからこそ、幅広い部分を押えておくべきです。

では具体的には今どんな内容がおすすめかというと、やはり「Web・インターネット」の話題です。

そして、おすすめは「Webマーケティング」の話題です。

なぜかというと

  • Webマーケティングは、非常に幅広い知識が必要になる
  • 自分で実践してみることが可能、ハードルが低い

ためです。

特に新人であれば、大なり小なりマーケティング・セールスに関わる業務に付いていることが多いはず。その時に例えば「相手を落とすセールストーク」であったり「スーツの着こなし方」といった今すぐ役立つ系の内容をレクチャーすることも重要です。しかし、それに加えて「自分が仕事をしていくマーケティング・セールス全体をまんべんなく知っておく」ことも大切です。特に、社員全員に経営者の目線を持ってもらいたい、と思うトップの方は、全員にWebマーケティングを学ばせるべきです。

※これはもちろん、マーケティングやセールスに全く触れない業種の方には関係がありません(例えば、医療従事者、スポーツ選手、管理系業務など)そういった方はこの節は読み飛ばして下さい。

ポイント1:Webマーケティングは、非常に幅広い知識が必要になる

Webマーケティングに実際に携わっている方はイメージがつきやすいかもしれません。Webマーケティングというのは非常に幅広い知識が必要になります。マーケティングというのは仕組みづくりですから、大きくは

  1. 物を売るというセールスの知識
  2. 得る仕組みを作るというシステム的な発想、システム設計の知識
  3. 外部内部にかぎらず人を動かすというプロジェクトマネジメントの知識
  4. Web業界特有の知識(SEO、リスティング広告、ソーシャル…etc)

といった知識がなければなりません。Webマーケティングというとこの「4番」だけ知っていればいいと思われるかもしれませんが、全くそんなことはありません。

Webの根本は Information Technology ですから、様々な場面でシステムが出てきます。なので理想的にはシステム設計(要件定義・仕様書が読める・基本的なシステムの知識を知っている)の知識が有るべきです。外部のシステム会社に発注する際にも、こちらも基本的なことを知っていないと、トラブルに成る可能性があります。

また、やはり物を売るためのセールスの知識も必要です。例えば、デザインであっても、企業の成果につながるようなマーケティング思考のデザインでなければ、現場では使えません。それにマーケティングというものは「売れる仕組み」ですから、自分で売れるようなセールスの実践と知識がないと、どうしても頭打ちになってしまいます。

そして、Webはいろいろなものが自動化されていそうでされていない業界です。様々な技術を持った人間が、複数、内部外部に存在し、それをまとめながらプロジェクトを進めていくということが必要になります。

この辺りは、広げていくときりがないのですが、他の分野と比べて幅広い知識が必要となるのがWebマーケティングの特徴です。しかもWebの影響力はどんどんと大きくなっています。セールスやマーケティング、広告などに携わるならば、Webマーケティングという大きな枠組でまずは基本的な知識をいれこんでいくことは、土台作りとして非常に有効です。

ポイント2:自分で実践してみることが可能、ハードルが低い

また、Webマーケティングは自分で実践してみることが簡単にできます。例えばこれがリアルの飛び込み営業であれば、もちろん自分で実践することは可能ですが、失敗した時のリスクや何かやらかしてしまった時のフォローなど、ハードルが高い部分も大きいです。

しかしWebであれば、極端な話匿名でサイトを立ち上げてアフィリエイトを行い、そこの集客から最終的なコンバージョン(成約)までをどうしたら達成できるだろうと毎日試行錯誤することで、実践が可能です。しかも、相当のことをしなければ、まずリスクはありません。

自分が覚えた内容や、教わった内容、そして行ったことに対する自分なりのフィードバック、これを自分自身でPDCAサイクルを回すということを簡単に実践できるのがWebの強みです。

研修はどうしても、その持続期間が短いと言われますが例えば「今回の研修の内容を踏まえて3ヶ月後までにWeb上でなんでもいいから10万円稼いでこい、ただし1日1時間までしか手を動かしてはいけない」というタスクを与えれば、人それぞれ様々な方法で試行錯誤できます。こういったことができるのが、研修対象としてのWebマーケティングの強みです。

また、分からないことは検索すれば大概答えが出てきますので、自学自習の癖を着けさせることもできます。

もちろんWebマーケティングでなくても構わない

このように、Webマーケティングは、今後どんどんと必要になるトレンドのスキルであることに加え、自学自習しやすく、しかも自分自身でトライアンドエラーが簡単にできるという特徴を持っています。

今回はWebマーケティングをイチオシしましたが、それ以外でも構いません。トレンドを押さえていて、そこから芋づる式に様々な知識と繋がっているようなものであれば、そちらでも構いません。

大事なのは「幅広い基礎知識を得られること」「自分で実践できる場があるか」です。この2点を押さえて研修を探してみてはいかがでしょうか。

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