ウェブ解析士マスター 資格維持条件

ウェブ解析士マスターとしての資格を維持するために、2019年からは以下の条件を満たすことが必要になります。

1. 独自講座実施報告
2. カリキュラムレポートの提出

※委員会・分科会・研究会の常任委員として協会の活動に参画する場合は上記が免除となる

条件設定理由について

ウェブ解析士マスターは、他のウェブ解析士のロールモデル=お手本であるために維持条件を設定しました。

1. 独自講座実施報告

この条件には、以下の3つの目的があります。

1.ウェブ解析士の認定カリキュラム以外の、あたらしい講座をつくる
2.そしてその資料を上級ウェブ解析士に共有する
3.上級ウェブ解析士はいろんなマスターからノウハウを学ぶ単位制にしたい

ウェブ解析士の認定カリキュラム以外の、あたらしい講座をつくる

ほぼすべてのウェブ解析士マスターは、何らかのスペシャリストです。
またスペシャリストとして積極的に自らをスキルアップしていくロールモデルとしての存在も期待されています。
受講生にとって、それぞれのスペシャリストな内容を教えた方がためになります。
そのノウハウを活かしてオリジナルな講座を作れば、ウェブ解析士マスターとしての活躍の幅は大きく広がるでしょう。

また、ウェブ解析士を学んでいる受講生は、この分野で時間をかけて試験も受けて学ぼうとしている意欲の高い方々です。
学び、実践する意欲の高い彼らに紹介すれば積極的に学ぶでしょう。
ウェブ解析に限らず、ウェブマーケティング、経営など幅広い学ぶ場になってくれればと思っています。

そしてその資料を上級ウェブ解析士に共有する

そしてウェブ解析士マスターは、その発表で使った配布資料やプレゼン資料を協会に提出することを義務付けています。その内容は上級ウェブ解析士以上の方には公開する予定です。
これにより上級ウェブ解析士やウェブ解析士マスターは自分でプレゼンやセミナーをするときの参考になり、また、それぞれのウェブ解析士マスターに講義や業務を依頼するきっかけにもなります。なお提出する内容は抜粋でもよく、すべて(秘密情報など)を提示する必要はありません。

上級ウェブ解析士はいろんなマスターからノウハウを学ぶ単位制にしたい

また、これは将来的な上級ウェブ解析士のカリキュラムのあるべき姿を考えたことも理由です。いまの上級ウェブ解析士講座は、全員同じ内容を学んでいます。

上級ウェブ解析士はコンサルタントとして仕事をするための「スタート」としての講座ではありますが(うけてコンサルに全員なれる担保はしてない。ウェブ解析を用いたコンサルタントになるきっかけしか与えられていない)、コンサルタントとして仕事をするときに、誰もが同じカリキュラムを学ぶのでは不十分だと思っています。
コンサルタントとして活躍したい分野、業種、クライアントは人によって違うのだから、それぞれにあった内容を学ぶのが良いでしょう。

そこで将来的に、今ある上級ウェブ解析士講座を解体し、他の様々な講座をカリキュラムに選択必修授業として加え、そのどれを修了したかで一定の要件を満たした方が上級ウェブ解析士である、という認定を提供したいと考えています。

いまエキスパート講座では少人数、ワークショップで「手を動かす講座」となっています。これが今後上級ウェブ解析士の単位認定の講座になれば良い、と思っています。

2. カリキュラムレポートの提出

ウェブ解析士マスターはウェブ解析士の公式講座を教える資格を持っています。
しかし、現在ほとんどのウェブ解析士マスターはカリキュラムの開発には関わっていません。その結果教えられる人が限られています。そして教えている人もカリキュラムにほとんどかかわっておらず、カリキュラム委員会から届く録画と資料を見て教えています。
こうやって教材があるから、カリキュラムに関わる必要もないし、講座の工夫をしにくくしているのではないか、と考えました。

そしてウェブ解析士マスターは、自分たちが教えている内容を自分たちで改良していくようにしたいと思います。教えてる自分たちが改善したいところを感じるだろうし、実務で活躍しているなら、追加したり削除したい内容も見えてくるでしょう。
もっとウェブ解析士マスターが自分たちの経験を活かしてカリキュラムを良くする仕組みを作りたい、そこでカリキュラムについて自分の意見を伝えるレポートをつくるということを義務としました。

レポートの内容について

  • レポートといってもアクセス解析レポートではなく、テーマを決めて書く、報告書や論文のことです。グラフや数字はメインではなく、文章メインとなります。
  • レポートは教え方、テキスト、試験問題どれでもよく、テーマとして問題意識、解決手段自分の意志を伝えた上で、委員会、分科会と話し合って最終的なレポートテーマを決めます。
  • 対象とするカリキュラムは、ウェブ解析士、上級ウェブ解析士、Googleアナリティクス講座から選ぶことができます。
  • 1月から毎月テーマとレポートを受付けを行います。
    たとえば、検索エンジンの研究をしたくても、コンテンツとして十分であれば別な、たとえばメールマーケティングの研究に変更を依頼されることも場合によってはあります。
    なので、テーマは早めに出しておいたほうが良いでしょう。
  • 内容はテキストに載るかもしれないし、問題集になるかもしれないし、教え方に活かされるかもしれません。基本的に学ぶ上でに役立つ内容であることが条件になります。

委員会・分科会・研究会の常任委員として協会の活動に参画する

常任委員には、以下の3つの原則があります。

1.常任委員は誰でもなれるものではない

常任委員は立候補する必要はあるが誰でもなれるものではありません。あくまで常任委員として委員長、分科会長から推奨があれば可能です。しかし、大前提は推奨を得るべく委員会活動にどうコミットするかが前提になります。

2.日頃の委員会活動が評価されるに値することである

常任委員は、過去の委員会活動で評価して任命するものであり、1年ぐらい見たほうが良いとしています。その基準は講座開設ではなく、委員長・分科会長による過去の活動が基準になります。

3.委員長・分科会長の推薦である

常時参加したら常任委員ではありません。委員長・分科会長がこの人に経費をお支払いしたいということが原則です。だから、どんなに貢献しても彼等の推薦がなければ常任委員になることはないということになります。

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