Flashセミナーvol.14 デジタルトランスフォーメーションの本質に参加しました

Flashセミナーvol.14 デジタルトランスフォーメーションの本質

こんにちは。ウェブ解析士マスターの森永です。今回は、ウェブ解析士協会のFlashセミナー研究会主催のデジタルトランスフォーメーションの本質に参加した内容を報告します。講師は、デジタルトランスフォーメーション研究所代表取締役の荒瀬光宏さんです。

外部環境の変化〜過去と現在、そして未来へ〜

日本は、2020年版のIMD(世界競争力ランキング63か国対象)では過去最低の34位で、民間企業の効率性が良くないと指摘されます。つまり、科学技術力が高いが、一方で、環境変化への対応力が弱いと言われています。

さらに、消費者(インターネット利用者)は高齢者の方が増えてきていること、スマートフォンの個人保有率が高まっていることから、アナログだけではなくデジタルで戦略を組み換える必要があると説明がありました。

今現在、IOTやビッグデータ、AIをいかに活用できるかが重要となる第四次産業革命が起こっていて、世界のリーダーとジリ貧の分かれ道です。そんな時代への変化に対応することが競争力向上につながります。

勝ち残る企業の提供価値と戦略オプション

それでは、この外部環境の変化に対して、勝ち残る企業になるためには、どんな方法があるでしょうか?

流行りの戦略コンセプトを取り込む方法として、デジタルシフト、モノ作りからコト作りへ、プラットフォームビジネス、サブスクリプションビジネス、ユーザーエクスペリエンス(UX)/カスタマーエクスペリエンス(CX)、データドリブンなどの考え方が紹介されました。

また、新しい価値をイノベーションするデザイン思考が紹介されました。

ここで大切なのは、自社の戦略転換にマッチしたコンセプトを活用することです。それを考える上で、経営資源の考え方として、今までのヒト、モノ、カネから、データ、コト、ジカンであることもとても新鮮でした。

そして、自社の存在価値としてのミッション、自社のあるべき姿としてのビジョン、ミッションを守り、ビジョンに近づくためのバリューや、強みを明確にすることが大切だと思います。

デジタルトランスフォーメーションとは何か?

デジタルトランスフォーメーションとは、新しい提供価値を支え、価値創造の連鎖を起こし、環境変化へ対応し続ける組織の変革を目的にしています。そのための要素として、トップ(経営者)の覚悟、組織文化再構築、管理システムの再構築が挙げられます。

そして今までの連続的変化からの成長ではなく、非連続的変化と考えることが必要で、外部環境の変化を前提とした5年後、10年後の将来のあるべき姿への変革と認識することが重要とありました。

デジタルトランスフォーメーションの当事者と変革の課題

経営者がデジタルトランスフォーメーション(DX)を訴えても、現場は理解できず推進できない、そもそも経営者自身がデジタルトランスフォーメーション(DX)の本質を理解していない場合が多いようです。

事業オペレーションとして経営者、事業責任者、現場組織に求められるのは、デジタルトランスフォーメーション(DX)への理解と協力、変革に向けた取り組み、デジタルリテラシーの必要性が理解されていないからのようです。

デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するには、事業オペレーションとは別として、DX推進体制をトップ含めて構築する必要があり、経営者、DX責任者、DX推進部門の役割や義務と権限を明確にすることが必要です。

このようなデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するという変革の課題として、下記のようなことを事例に分かりやすく紹介がありました。

  • 経営者の行動が変わっていないことから生まれる社員の不安
  • デジタルトランスフォーメーション(DX)の用語の間違った使われるから生まれる勘違い
  • 思い込みで進められるサービス開発から生まれる顧客ニーズとの不一致

これらの課題を解決するために、経営者のコミットと、組織体制、社員の理解がとても重要だと認識しました。

所感

デジタルトランスフォーメーション(DX)の話はよく耳にします。例えば、オフラインにおける実店舗では、消費者に自社を認知させるために、チラシを配ったり、興味を促すために商品の展示をしたり、店員が接客をしたり、レジで購入、そして顧客には、再購入を促すために、DM、電話をします。この活動を、ウェブ広告やSNSで認知させ、自社サイトで購入させ、購入者へはCRMとしてメールやLINEをすることをデジタルトランスフォーメーション(DX)の限りと思っている方もいるかもしれません。これは、マーケティング領域ですね。

一方で、私は、企業活動のデジタルトランスフォーメーション(DX)は、サプライヤーからの購買活動や、社内のレポートや精算、捺印申請などオペレーション領域のことも含まれていると考えていました。

今回のセミナーでは、そのデジタルトランスフォーメーション(DX)の必要性、デジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みへの覚悟、そして消費者のみならずステークホルダーへ与える影響を考えることの重要性を聞くことができました。もっとデジタルトランスフォーメーション(DX)の理解を深め、ビジネスモデル、業務、組織プロセス、企業文化・風土を変革し、顧客や社会のニーズに対しての価値提供を深めていきたいものです。

最後に

デジタルトランスフォーメーション研究所のサービスを紹介します。

会社概要

株式会社デジタルトランスフォーメーション研究所

https://www.dxlab.jp/
info@dxlab.jp
千代田区麹町6丁目6番東急四谷ビル5階

オンラインスクール「DX実践道場」

DXの実践知を国内外の第一人者から学べ、個人および組織でいつでも好きな場所で受講可能なDXに特化したオンラインスクール

https://dojo.dxlab.jp

その他無料個別相談等

民間企業および自治体の皆様のDXに関する無料相談をこちらで受け付けております。

https://www.dxlab.jp/contact

Udemy(オンラインスクール)のDX入門講座も担当しております。今回の講演をもう少し深堀したい方にお勧めです。

https://www.udemy.com/course/dxstarter/?referralCode=0C098793A303560C83E2

Flashセミナー研究会とは、ウェブ解析士協会のスピンアウトの研究会です。マーケティング関係を中心に、今のビジネスパーソンや経営者に必要なスキルをスパイスとして次々に紹介していきます。

Facebookグループはこちらhttps://www.facebook.com/groups/2657984117797126
Flashセミナーの紹介記事はこちらhttps://bit.ly/2MD04aP

デジタルマーケティングを基礎から総合的に学ぶには

Google アナリティクスをはじめとしたGoogle系のツールは、その使い方を知ることも大切ですが、使うための戦略や設計が必要です。それは、ビジネスに成果をもたらすために必須の考え方です。

ウェブ解析士協会では、このようなデジタルマーケティングの基盤となる「ウェブ解析」を体系的に学べる環境と、知識・技術・技能に一定の評価基準を設け、あらゆるデータから事業の成果に貢献する人材を育成しています。

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この記事を書いた人

ウェブ解析士マスター、グロービス経営大学院経営学修士MBA。
ヘアケアメーカーにて、営業、教育、事業企画、SCMに従事し、戦略策定、セミナーイベント企画立案、ウェブマーケティング、業務プロセス改善、人材育成を経験。
現在は、「関わる人の能力開発の瞬間をデザインする」ことをモットーに、事業会社を中心としたウェブ解析人材育成、戦略策定、幹部社員育成を行う。

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