新人が周囲のメンバーや上司たちと共通言語で話が出来るようになる効果は想像以上に大きい。 ソフトバンク・テクノロジー株式会社

新人が周囲のメンバーや上司たちと共通言語で話が出来るようになる効果は想像以上に大きい。

ソフトバンク・テクノロジー株式会社(以下SBT社)ソフトバンクグループの一員としてICT(情報通信技術)サービス事業を担い、クライアントに対し様々なサービスをワンストップで提供するマルチベンダーです。

SBT社は様々な業界のクライアントに対し多種多様なサービスを提供しており、データアナリティクス・マイクロソフトソリューション・セキュリティソリューションなどの注力事業を中心に、
クライアントオンラインビジネスの拡大・充実を支援しています。

マルチベンダーの強みを生かし、独自の経験とノウハウ・技術を生かしたソリューションを提供することで、クライアントから信頼と高い評価を得ている企業です。

今回はウェブ解析士講座を新人教育の一つとして活用されている、SBT社の酒井様と岡村様にお伺いさせて頂きました。
(以下敬称省略)

本日はお時間を頂きありがとうございます。まずは自己紹介をお願いします。

(岡村)人事部の岡村です。
新卒でSBTに入社し、10年間インフラエンジニアを経験、昨年より採用・教育活動を中心として人事部に従事しています。
酒井酒井です。人事部として、制度、労務、教育、人財開発、採用等全体のマネジメントを行っています。

「ウェブ解析士認定講座」は、受講者を伸ばしている資格のひとつです。私たちとしてはそうした状況を更に加速させるため、今後は企業研修にも力を入れてゆきたいと考えておりました。そんな中、新人教育の資格として採用して頂いた背景にはどのようなご事情があったのでしょうか。

(酒井)弊社では新入社員研修の方針というのが、注力事業や配属先業務に合わせ、「ORACLE MASTER」や「JAVA系」あるいは「DB関連」「MS系」の資格取得をカリキュラムへ組み込んだこともあります。今でも継続して、情報処理技術者試験は必須としています。

(岡村)そんな中、とりわけ新人の育成に効果の高そうな資格を探していたところ、「ウェブ解析士認定講座」に出会い、講座の内容を吟味しましたが、新人教育にはとても良い内容だと感じました。
特に社会人経験の無い新人たちが、周囲のメンバーや上司たちと共通言語と共通認識で話が出来るようになる効果というのは、想像以上に大きいと思います。

ウェブ解析士協会では毎年のように講座の内容を見直しておりますが、昔に比べるとカリキュラムの内容も高度になったり複雑化しています。
もしかすると少し内容が難しいと思われているのかもしれないと感じていたのですが、その点についてはどのようにお感じになりましたでしょうか。

(岡村)難易度は人によって感じ方が違うかもしれませんね。
私はもともとECサービス事業におけるインフラ系の技術担当だったので、ECを運営する上でウェブ解析用語に触れる機会も多く、基礎知識はありました。
それもあってか、新人研修で監督者として新人と一緒に受講した際に、ついでに試験だけ受けたら受かっちゃいました(笑)。

(酒井)私にとっては新鮮な内容でした。
私も研修プログラムとして新入社員にやらせる手前、自分たちが取得していないと示しがつかないから受講しました。
用語などは聞いたことはあっても正しい意味を知らないものがあったりして、この機会に体系的に学べて良かったと思います。
そういう意味でも若いうちに勉強しておいた方が良い内容だと思います。
それから弊社では新人の研修期間が以前より短くなっているという事情もあります。
以前は3か月間みっちり研修していたのですが、それが徐々に短くなってきていて、現在はGW明けにはもう仮配属されているんです。

だから短期間で受講できる「ウェブ解析士認定講座」は、弊社からしても見える成果が出しやすいと言えますね。

資格取得した新人社員は、その後の業務で取得した知識を役立てていらっしゃいますか?

(岡村)もちろんそうだと思います。例えば3C分析等のビジネスフレームワークはもはや社会人にとっては常識ですから。
ただ、すべての新人が、取得したウェブ解析士の知識を全部使う機会があるかというと断定はできませんけれど。でもそれは配属の問題ですよね。
酒井逆にその知識が必要な部署はあるのに資格を持っていない、というミスマッチが起きていることも事実です。業務に必要な知識や経験をしっかり身に付ける必要があります。
岡村私はウェブ解析士の資格は新人だけではなく、営業系のメンバーも持っていた方が良いと考えています。


酒井確かにね。弊社の営業担当者はお客様の課題解決や儲かる仕組みを提供しなければなりません。
提案の過程において当然お客様に対して必要性を理論的に説明する必要があります。
だから「ウェブ解析士」のような有資格者からの提案は有益だと感じて頂ける可能性が高いと思います。

さらに言えば営業担当者にそれだけ知識があると、その裏にいる技術者はもっと詳しいはずだと感じて頂けるというメリットもありますしね。

(岡村)逆に質問なのですが、今後ウェブ解析士協会ではセミナーなどを充実させる計画はあるのでしょうか。

もちろん複数用意を考えています。現在新たな動きとして「ITコーディネータ協会(ITC)」との連携なども模索している最中です。ITC側からするとこちら側の講座は難しく感じるらしいのですが…。それ以外にも大学などの教育機関への導入も進めています。
上級ウェブ解析士はそれを仕事にしようとする人向きですが、初級の内容は学生にも刺さるのではないかと思うのです。

(酒井)現状、弊社では就職を希望する学生が減っても採用基準は変えないつもりです。そういった経緯もあり、応募してきた時点でウェブ解析士の資格を持っているということは学生の方からしても、優位的な差別化ができますね。学生側にしても、本当に行きたい企業の内定を獲得するためには差別化する必要がありますよね。ウェブ解析士の有用性を学生と就職活動支援企業の両面に訴求できると効果が高いのかもしれませんね。
岡村最近は、意識の高い学生が多いですよね。彼らは自費で資格取得やセミナーに参加しているケースも多いです。そうした学生をターゲットにウェブ解析士のカリキュラムを提供出来れば面白いかもしれないですね。

(酒井)マーケティング用語を勉強出来ますよ、就職活動が有利ですよ、と訴求するのは良いかもしれない…。
そうだ!弊社と組んでインターン生に訴求するのはどうですか?
現在弊社では1DAYと長期(2週間)でインターンを受け入れているんですが、「WEB」「広告」「営業」「マーケティング」などのキーワードに刺さる学生をターゲットに訴求してインターン生を受け入れるのは面白いかもしれません。いかがですか。

協会としては大変ありがたいお申し出です。是非前向きに検討させて頂きたいと思います。本日は非常に参考になるご意見を頂き誠にありがとうございました。

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