分析の考え方を説く、CRO分析設計の考え方 – ウェブ解析士マスター独自講座資料

こんにちは、ウェブ解析士マスターカリキュラム分科会です。ウェブ解析士マスターの方々からいただいている独自講座の資料として、今回は阿部 大和さんの「CRO分析設計の考え方」講座をご紹介します。
実際のスライドは上級ウェブ解析士、ウェブ解析士マスターの方のみウェブ解析士専用マイページで閲覧できます。

ご挨拶として、当講座の目的があります。

当レポートはGoogle Analytics等を利用してサイトのアクセス解析をしようと考えている方への分析の考え方を説くものになります。

「ご挨拶」より

「分析の考え方を説くもの」とは、極めて、興味深いですね。

当講座を通して、CROについてとサイト分析の設計方法やコツを学べます。 「講座で得られる事」より

CROが気になります・・・。

CRO=コンバージョンレート最適化

CROとは、「Conversion Rate Optimization」略で、サイトに来訪した訪問者のコンバージョンに至る率を高めるための施策を指す言葉として、「課題となる箇所を直してCVRを上げる事」と説明されています。

Optimization には、ランディングページの最適化(LPO = Landing Page Optimization)、入力フォームの最適化(EFO = Entry Form Optimization)、オーガニック検索の最適化(SEO = Search Engine Optimization)、地図表示の最適化(MEO = Map Engine Optimization)などをよく聞きますが、コンバージョンに至る率を高める施策とは、なんとも興味深いです。

アジェンダの大きな流れは下記のとおりです。

1.分析から始めるPDCA

1-1.PDCA

1-2.ユーザーの購買行動

1-3.ユーザーの購買行動とサイトの深度

2.分析設計の流れ

2-1.現状把握

2-2.課題抽出

2-3.課題を深掘り

3.GA分析の練習方法

3-1.仮説(改善に向けて)

3-2.分析

3-3.分析結果

3-4.改善案

CRO分析設計の考え方のまとめ

今回学べたことは、「PDCA」、「ユーザー行動を分析し、ユーザーインサイトを深く理解する」、「分析設計」です。

PDCA

PDCAは、計画、実行、検証、改善と、ビジネスの一連の流れを考えられる過去最強のフレームワークと言われているようです。当講座では、CROを行ううえで、課題は一度の施策では解決しないこと、継続的/連続的に成果を上げること、変化する社会ニーズに対応することを大前提として、その必要性を説いています。

「PDCAを回しましょう」とはよく聞きますが、なぜ必要なのか?とは、あまり明言されていないかもしれません。さらに、講座では、PDCAそれぞれのステップでの考え方やツールの紹介があります。

ユーザー行動を分析し、ユーザーインサイトを深く理解する

ユーザー行動を、検索する、理解する、納得する、購入する、ついで買いする(*省略有り)の5段階でステップ分けし、具体的施策例の紹介をしています。

「直帰率が高いからランディングページを改善しよう」などと思いつくのは容易いですが、全体のユーザーの行動の流れをイメージしながら施策を考えることは少ないかもしれません。

ユーザーが発見してからコンバージョンするまでの一連の流れを定義して分析し、ユーザーインサイトを理解し、真の問題を見つけ、確度の高い施策を生み出していくのですね。

分析の設計

分析で必要なものとして、

  1. 今を知り
  2. どこが悪いか調べて
  3. 悪いところの原因を探る

といった3段階で、シンプルに伝えています。そして、ここから実際のアクセス解析データとヒートマップ解析をもとに解説があります。特に改善箇所の抽出は、改善した時に一番インパクトが大きいところはどこなのか、深く分析しています。

データを扱っている私たちは、気を抜くと「とりあえずデータを見る」「データを見てから問題を探す」となりがちですよね。また、最初に見つけた問題点からすぐに施策に手をつけることも少なくありません。CVを意識せずに、その手前の指標に対しての改善に注力して、手段が目的化してしまうこともあります。

こんな、よくありがちな落とし穴を、未然に防げるようになりそうです。

まさしく、分析の考え方を説くCRO分析設計の考え方に触れる機会があり、またスキルアップできたと思いました。阿部大和さん、ありがとうございました。

当講座企画者の株式会社ウェルクス阿部大和さんの紹介はこちらから

htts://www.waca.associates/jp/member/WAC21215870/