【開催報告】第1回グローバルマーケティング研究会

ウェブ解析士協会


こんにちは。マレーシアの大学に正規留学中の菊池と申します。現在、ウェブ解析士取得に向けて猛勉強中です。

ヒトやモノの移動がますます活発になる今日、マーケティングの幅を国内から国外へ広げる企業が増えています。そこで、「国籍や文化の違う海外向けに、まずなにをしたらよいか分からない」というあなたにぴったりのセミナーを開催しましたので、ご報告します。

題して、「第1回グローバルマーケティング研究会〜羊を齧りながら世界を語ろう〜」
2019年6月4日、池袋にて開催しました。
これまで、中国マーケティング研究会を3回開催してきましたが、今回はマーケティング研究会のテーマを「世界」に広げました。以下発表順に登壇者様をご紹介します。幅広い視野で、プレゼンやディスカッションが繰り広げられました。

株式会社アクシス 代表取締役 臼井教司 様

テーマ「新たな商品のマーケティング方法」

無名だったゴム製ベルトが、いかにして国内外18球団400名以上のプロ野球選手が使用する究極のベルトとして世に名を轟かせたのか、プレゼンしていただきました。まとめると以下のような流れです。

  1. 医学的なエビデンスから製品の素晴らしさを証明
  2. 口コミと実際の製品の品質からだんだんとプロ野球界でこのベルトを使用する選手が増加
  3. プレスリリースを発信し、3名のプロ野球選手と共に記者会見
  4. 新聞の一面を飾り、瞬く間に野球界のみならず世間の方々も知る製品に

驚きの戦略で商品の認知度を上げ、現在はニューヨークヤンキーズの田中選手までもが使用するそうです。マーケティングの極意は「上流から攻めること」と臼井様がなんどもおっしゃっていたのが印象的でした。効果的なマーケティングには、戦略的な施策と的確なターゲット選定が重要です。

■株式会社アクシスHP:https://www.axis-corp.com/
■魔法のベルト「コアエナジー」:https://coreenergy.jp/

株式会社クリスク 海外事業部 白似田洋介 様

テーマ「東南アジア向けSNS運用方法」

はじめに、GDPのみからは得られない、東南アジア各国の状況を解説していただきました。国ベースで発展途上国といわれる国でも、都市ベースで見ると実は予想以上に発展しており、マーケットが形成されています。東南アジア4国タイ・ベトナム・マレーシア・インドネシアに拠点をおき、各国を巡る白似田様だからこそ語れる、海外のリアルに気付かされました。

次に、インバウンドのこれからの可能性について4つの要素からご説明頂きました。

  1. 入管法改正による外国人VISA緩和
  2. 格安航空会社・LCCの発達
  3. 東南アジア国民の所得増加
  4. SNSの利用

東南アジアでは、日本ではマイナーなFacebookの利用者が非常に多いことがポイントです。SNSは、言語や文化の違いを踏まえた運用が重要です。

■株式会社クリスクHP:https://www.clisk.com/

世界へボカン株式会社 代表取締役 徳田祐希 様

テーマ「英語圏越境ECにおけるマーケティングの基本」

越境ECビジネスで見落としがちなポイントを中心にプレゼンしていただきました。日本国内向けのECビジネスでは誰もがあたりまえにやることが、越境になった途端に疎かになってしまうケースが多いそうです。

越境ECビジネスでWEBマーケティングを進める流れは以下の通りです。

  1. 都市ベースのマーケット調査
  2. 競合他社のレビューから狙い・市場を掴む
  3. 多国籍のチームで戦略立案・実施・改善

同じ商品でも、魅力の伝え方や海外向けのオリジナル資料により、売上に大きな違いが生まれます。越境ECでは、最低でも3年は続ける根気強さと高速のPDCAサイクルの循環が成功への鍵です。

■世界へボカン株式会社HP:https://www.s-bokan.com/


大学1年の私でも、わかりやすく実践的な内容に富み、大変勉強になりました。セミナー後は、会場の皆様と美味しい羊料理をお腹いっぱいいただきました。登壇してくださいました御三方、ご参加くださいました皆様、誠にありがとうございました。第2回もぜひお楽しみに!