【2〜5月報告】2020年ウェブ解析士カリキュラム分科会

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こんにちは。ウェブ解析士カリキュラム分科会リーダーの寺岡です。

前回の1月度定例会報告から4ヶ月が経ちました。その間、カリキュラム分科会では、来年度のテキスト改定に向けて議論してまいりました。結果として、下記のような方針で改定内容が決まってまいりましたのでご報告いたします。

受講者のターゲットとゴール

カリキュラム分科会では、下記のようにターゲットとゴールを定義いたしました。

  • 未経験(これからウェブ解析の仕事につく方や興味のある学生)または経験が充分でない方が、テキストと講座を通して必要な知識を身につけ、試験に合格することができる。
  • 経験が十分な方が、テキストを通して自身の知識を体系づけ、試験に合格することができる。

前回の報告でもあったとおり、ウェブ解析士認定講座が開始された当初と比べ、現在は幅広い分野・スキルの方々が受講されています。なかでも、これからウェブ解析について学ぼうとする方の比率は年々増加を見せています。

これに対し、実務経験が十分な方だけでなく、未経験の方でもテキストと講座を通して必要な知識を身につけられるような内容に改定していくこととなりました。

またゴールとして、試験に合格することでその知識が十分であると証明される事も、改定要件としています。

実施内容

  • 2月:試験問題およびテキストに関する意見の取りまとめ。
  • 3月:ターゲットとゴールの設定。改修基本要件策定。
  • 4月〜5月:章立ての整理と原稿執筆依頼・試験問題要件定義。

現在のテキストの懸念点

上記を踏まえた場合、数ヶ月に及ぶディスカッションの中で下記のような意見が見受けられました。

  • テキストで学ぶ内容全体を俯瞰した「体系図」が無い。学ぶ側としては体系図が必要ではないか。
  • KSFなどいくつかの用語に対して、一般的で曖昧な記述がある。ウェブ解析士協会としての定義をきちんと書く必要があるのではないか?
  • 表現を簡潔にしたり、重複する内容を統合する事で、よりシンプルなテキストにできる。
  • 受験者にとっては発展の項目は必要ないが、既存会員のフォローアップや上級へのスキルアップを踏まえるとコンテンツとしては魅力的である。また、発展にも知っておいてほしい内容が含まれている。

これらの意見を参考に、多数決を募りながら各章の改定内容について精査いたしました。

今後の執筆について

大改訂となった今年度版と比べると、来年度は上記意見を踏まえてのリライトが前提となる予定です。ただし、ターゲットがより理解しやすく実践しやすい内容に改定するだけでなく、きちんと現在の動向もアップデートされた内容にしていく事も要件としています。

余談ではありますが、今回の検討にあたり、これまで発行されたテキストを初版から(!)振り返ってみました。

初版と2019年版テキスト(撮影者:八木 暁史)

今と比べると半分以下の厚みでしょうか…。それでも内容としては非常に洗練されていて、現在でも変わらず活用できる体系も多く見られました。

前人の功績をムダにすることが無いよう、今回の改定も良いものにしていきたいと改めて感じました。

今後のスケジュール

  • 5月〜8月:原稿執筆および試験問題改修。
  • 9月〜11月:テキスト校正および試験問題作成。
  • 12月:会員へのテキスト配布および模擬講座の実施。

次回定例会のご案内

2019年6月19日(水) 18時〜20時に実施します。Zoomでも参加可能です。
https://web-mining.doorkeeper.jp/events/91692

ご意見・分科会参加者募集中

現在、約10名超(徐々に増えてます!)のメンバーによって定例会を行っています。

今後のテキスト改定にご協力いただける会員もまだまだ募集しておりますので、この機会に「リライト程度ならテキスト改定のお手伝いしてもよい」という方がいらっしゃいましたら、ご参加いただけますと幸いです。

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