お勧め本「マーケティングROI」

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これは何の本かというと、財務の本だろう。

マーケティングの本は数あるが財務の視点から見た本は数少ない。
ROIはウェブ解析士初級でも出てくる用語。Return Of Investmentの略である。
Returnは「収益」Investmentは「投資」だが、「収益」「投資」というのは何を指すのか。

私たちウェブマーケティングでは
「収益」=売上
「投資」=広告
と決めつけていないだろうか?
当然だがいくら売上が上がっても、利益にならなければ事業成果につながるとは言えない。
この本では利益に尺度をあわせてROIを計算するように強く推奨している。
すると、投資はどこまで含めるのか。広告費用?外注した制作費用?当事者の人件費?
これによっても結果は大きく変わる。
また収益も単年度収益なのかLTVを考えた複数年度の収益かによっても変る。
上級ウェブ解析士で学ぶように、ビジネスモデルによって何をROIにするかは変ってしまうのだ。
昔は別として、今や企業会計は進化している。
企業の収益がどうなっているのかをより正確に出すために、さまざまな勘定科目や計算方法で推定している。
ある人は会計なんて当てにならないみたいな話をする人もいるが、本質はそうではない。
企業のビジネスが順調なのか知るために最もクリアーになる数値で考えるための人間が行ってきた不断の努力の結果だ。
一読するとマーケティングの費用対効果の視点が一段高くなると思う。
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