実店舗から学ぶInstagramマーケティング事例10選

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株式会社まぼろしの益子貴寛です。

国内ユーザー数が2,000万人を超え(2017年10月現在)、ますます勢いを増す「Instagram(インスタグラム)」。テレビ番組などで「インスタ映え」という言葉がよく聞かれるようになったり、Instagramの写真がお店選びの決め手になる人が増えたりと、ここ数年で一部の人が使うSNSから、多くの人が使うSNSになりました。

このような時代の流れを受けて、クライアントである企業や店舗にInstagramの活用を提案する機会が増えています。先行事例をあわせて伝える際、どのようなアカウントを紹介したらよいか迷うことも多いでしょう。有名企業のアカウントは美しい写真、凝った写真が多いぶん、等身大で考えてもらいにくく、直接的な参考にはならないケースが多いものです。

Instagramの活用法では「世界観(写真のテイスト)を統一しましょう」と説明されることが多いもの。しかし、人間にも活発なときや静かなとき、元気なときや落ち込むときがあるように、さまざまなシーンを飾り気なく見せたほうが、消費者に親近感を抱いてもらえます。

さて、企業や店舗にInstagramの活用を提案する際に役立つ、おすすめの実店舗アカウントを10個、ご紹介します。

おすすめのInstagramマーケティング事例が学べる実店舗アカウント

手紙社(カフェ、雑貨)

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つつじヶ丘、鎌倉などにカフェを構えるほか、雑貨店、書店などを運営する会社。カフェメニューや雑貨の写真が中心。スタッフのふだんの活動に関する写真もあり、ナチュラルで気取らない雰囲気が伝わってきます。

京 YUNOHANA RESORT 翠泉(旅館)

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京都・亀岡、湯の花温泉にある旅館。旅館内や近隣、料理の写真が中心。料理をしている様子などもあります。総じて「手の届く特別な空間」という印象で、少し背伸びをしてでも泊まってみたいと思わせる旅館です。

ブランジェ浅野屋(ベーカリー)

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新作や季節のパン、日常の様子の写真が中心。軽井沢に本店を構え、有名デパートなどにも出店するベーカリーですが、凝りすぎていない写真がほとんどで、実際に食べてみたい気持ちになります。

NOBU新宿店/ALBUMプロデューサー(美容室)

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東京・表参道の美容室。カットやスタイリングに関する写真が中心。動画にタイムラプスを取り入れたりと、短い時間でさまざまな投稿を見たいInstagramユーザーの特性をしっかりととらえています。

やきとり味鳥(焼鳥店)

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大阪・なんばの老舗焼鳥店。「料理は接写」と感じさせてくれる写真が豊富。数回に一度は動画を投稿したりと、フォロワーを飽きさせない工夫も。何より、実際にお店に足を運んでみたくなります。

居酒屋とろわる(居酒屋)

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東京・江古田の人気居酒屋。その日に入荷した魚や野菜、限定や創作系のメニューなどを毎日投稿。こちらも接写が多く、素材のよさ、調理の確かさが伝わってきます。文章が明るくていねいなところもグッドです。

カサ・エルニーニョ(スペイン料理店)

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北海道・旭川の一軒家スペイン料理店。店内や料理の写真のほか、フラメンコライブやお店に来た子どもたちの様子も。家族連れのお客さんを歓迎する姿勢や、本格的な料理が味わえるのに気軽に行ける雰囲気が伝わってきます。

横丁の小店 ピワン(カレー店)

「きょうの おカレー」 エビ・パパイヤー ぜひ どうぞー。

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東京・吉祥寺のハーモニカ横丁、フォトジェニックなカレーで知られる人気店。その日の限定カレーが中心。木目のテーブルや生成りのクロスの上にお皿を乗せた、すっきりとした背景の写真が多く、料理の魅力がストレートに伝わってきます。

Oh! Nigiri(おにぎり)

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店舗ではなく個人ですが、南カリフォルニア在住のおにぎり作家の方のアカウント。Instagramで流行している真俯瞰(真上からの)写真が多く、構図、配置や配色、光の当たり方などを学べるアカウントです。

鮨 肴 一会(寿司店)

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東京・高円寺の寿司店。寿司や一品料理の写真だけでなく、営業情報をこまめに投稿につけており、お客さんを大切にする姿勢が感じられます。寿司の魅力を一貫一貫で伝えたり、盛り込みで伝えたり、素材で伝えたりと、見ていて飽きません。

まとめ

企業や店舗アカウントといっても、日々の投稿を見てくれる大多数が個人ユーザーです。特に、発信者が個人ではない場合、作り込まれた構図、クオリティが高すぎる写真は、個人ユーザーに「宣伝臭さ」が強く伝わってしまいます。

有名企業やハイブランドのアカウントでは「非日常」や「憧れ」を演出することが効果的ですが、一般的な企業や店舗は「日常」や「身近さ」を伝えたほうが、集客や問い合わせなどに貢献してくれるでしょう。

1年、2年と地道に投稿しつづけることで、Instagramの存在に気づいてくれる人が徐々に増え、フォロワーが増えていきます。そのためにも、質は問わず、まずは量と思って投稿すること、たまに動画を投稿したり、構図を真似てみるなど、魅力的なアカウントから学びつづけることが大切です。

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益子 貴寛
株式会社まぼろし 取締役CMO。1975年、栃木県宇都宮市生まれ。早稲田大学大学院商学研究科修了。
ウェブサイトの企画、設計、プロジェクトマネジメントから、
リスティング広告運用、ソーシャルメディア運用、
アクセス解析レポーティング、ランディングページ設計、SEOまで、
ウェブマーケティング全般を担当。Google アナリティクス認定資格者(GAIQ)。Google AdWords認定資格者。
社団法人 全日本能率連盟登録資格「Web検定」プロジェクトメンバー。日本マーケティング学会 会員。主な著書に『Web標準の教科書』(秀和システム)など。