ウェブ解析士会議 Vol.4 総括コラム

ウェブ解析士会議会場様子

去る2月25日(日)、全国から170名を超えるウェブ解析士の皆様にご参加いただいた「ウェブ解析士会議」も、今年で4回目となりました。

今年の「『稼ぐための武器』を手に入れる」というテーマは、ウェブ解析士でなくとも「最低限稼げていない人を信じる人はいない」という点に、一石を投じるものとして設定しました。

ウェブ解析漬けの1日と言うことで参加された方の熱意も高く、アンケートを拝見しますと、それぞれの講演で「気づき」を得られているコメントを非常に多く寄せて頂き、意義のある開催だったと感じています。

内容から考えて、本来なら1講演あたり数時間を確保しなければならない、非常に濃厚な内容でしたが、残念ながら時間の関係で1講演40分程度とさせて頂きました。「じっくり聞きたい」というお声も沢山頂いておりますので、情勢をみながら講演者の方と相談し、別の機会を検討いたします。

企画側、講演側にも、テーマによっては年1回、かつ大きなイベントだからことお伝え出来るテーマや内容があります。
ウェブ解析士会議では、今後もそういった催し(またはイベント)を企画し、年1度にふさわしい内容に年々グレードアップしながら、皆様の普段の業務により意義のある内容にしていきます。

基調講演:「稼ぐための武器」を手に入れる(2017年のウェブ解析業界事情・トレンド)

【登壇者】小川 卓 氏

ウェブ解析士、ウェブアナリストという職種は、生まれてまだ日が浅い職種です。

その未踏の地を歩いて来た方が感じる”今年”をお話頂きました。
皆様もよくご存知の小川さんです。

業界事情・トレンドだけではなく、小川さんご自身の”日々の働き方”についてもご講演頂きました。アンケートに寄せられた意見では、皆様こちらの方に特に関心が高かったようで、非常に内容が濃く深く、わかりやすく、そして色んな事に気付いた。などのご意見を寄せて頂いており、特に”アナリストの仕事はこうやるんだ。勉強になる”(アナリストがアナリストを賞賛する)ご意見がとても印象的でした。

参加者の声

  • “Actionable” な内容でした。ヤル気が出たし、小川さんの示唆されたいくつかのことを自分も実行しようと思いました。
  • 上級解析士を取ったけれど、稼ぐための将来の方向は色々あるなと思い、これからのキャリアを考えるきっかけになりました。
  • 停滞気味な仕事をしている人には、色々考えさせられる内容でした。(変化したくない、と考えている人が多いと感じています)

提案力を上げる!求められるこれからのコミュニケーション戦略

【登壇者】榎本 佳代 氏(株式会社オプト)

圧巻のプレゼンテーション。

内容の充実度の高さ、具体的事例、コミュニケーション設計以外にも、熱意などの取り組む姿勢についてのご意見や、家庭と育児の両立の中、どこからそのパワーが生まれてくるのかなど、女性としての働き方についてのお話を聞きたいという意見を多く頂きました。

参加者の声

  • MOT卒の自分にとってなつかしいビビッドな内容でした。
    商品をMKTセグメントやステージ段階別のアプローチをデジタルマーケティングのエッセンスとして内容が濃く伝わる。
  • これ、このスピードでやる内容ではないな(と思ったら、進行を意識して時間を縮めたのですね…!スゴすぎる!!)

「稼ぐ解析士だけが知るアドテク10訓」〜アドテクが私に伝えた「スキル&マインド」を徹底解説〜

【登壇者】平野 考宏 氏(TATEITO株式会社)
     奥野 辰広 氏(トランスコスモス株式会社)
     中野 学  氏(SATORI株式会社)

タイトルにはアドテクとありながらも、内容は「本質的」で、顧客理解の大切さを再認識させてくれた。アナログ(リアル)の大切さに気付かされた。というご意見を多く頂きました。

参加者の声

  • 「寄り添う設計」はハッとする内容であり、気づきがあった。
  • テクノロジーよりベーシック、ファンダメンタルよりのお話で、すごく参考になりました。

ツールセミナー「Googleアナリティクスで稼ぐ!」

【登壇者】山浦 直宏(アユダンテ株式会社)

解析に早くに取り組んだ方は、山浦さんをご存知の方も多くいらっしゃると思います。
GA360スイートについて気づきが多かった。もっとお話を聞きたい。目的の明確化の重要性、「取る、見る、使う」は多くの方が共感したというご意見を頂きました。

参加者の声

  • 新たな技術、分野をかえても追いかけていく、追い抜いていく力が必要と感じた。
  • GA+Google全スイート、GAIQ
    これらに精通することは実は大変なことで解り易くトータルに本質を知ることができた
  • 目的の明確化、同感です。大変楽しくうかがえました。

ウェブ解析士会議には講演とは別に大きな役割が3つ

ウェブ解析士会議には、講演とは別に大きな役割が3つあります。

  • 1つ目は、特に目立つ活躍をされた方を評し広く告知するアワード授賞式。
  • 2つ目は、唯一、協会から直接、今後の取組をお知らせする協会インフォメーション。
  • 3つ目は、誰かとつながりたい方、つなぎたい方、未知の出会いを作るための懇親会。

これらはこういった機会を作ることによって、皆様の活動の一助にして頂くべく実施しています。活かすも活かさないも個々人の捉え方であり、それらは自由なものですが、まだまだ活性化の余地があります。ウェブ解析士会議は、皆様のキャリアを作っていくにあたり有効であろう機会と考えています。

今後も、これらの役割をより活性化するよう取り組んで参ります。ぜひご意見をお寄せください。

今後の企画開催

ウェブ解析士会議は、年1度で規模の大きな反面、カバーしきれていない部分もあります。

  • 立ち位置の違い(事業者向けか会社員向けか)
  • メイン職務外の分野は参加者によってはメリットを享受しづらい
  • 東京の偏りが強すぎる。(地方への浸透。地方ならではのノウハウ)
  • 研究会などの存在が行き届いていない。
  • 懇親会での交流量が十分でない。

これらは、今後の企画開催する講演で充実を図っていきます。
ウェブ解析士協会で不定期に開催している以下の講座もご検討ください。

ウェブ解析士会議Vol4『稼ぐための武器』アーカイブ

織原 松治
販売促進、マーケティングリサーチ、IT系コンサルティグファームを経験した後、 デジタルマーケティングへ。 SEO担当者を経て、リスティング広告運用/管理者で約10年。 "目標の数字に着地させる。数字の約束を守る。"を特にこだわりこれまで携わってきました。 また集客は広告だけでやるものではなく、サイト全体で運用するものとして、解析を随所で使ってきました。 昨今は、運用型広告業務そのものの超効率化に奔走中。 ウェブ解析士 マスター。ウェブ解析士協会 ラーニング委員長。