ウェブ解析士をわかりやすくし、ウェブ解析士のプロフィール検索KTモデルリリース予定 【2017年の活動内容】

ウェブ解析士協会事務局の江尻です。
ウェブ解析士は2017年から正会員を義務化することで法人会員42社4,000人、個人会員5,432人となりました(2017年2月現在)。
今回はウェブ解析士協会の2017年の主な活動内容を2つ紹介します。

ウェブ解析士をわかりやすくします

ウェブ解析士協会としてまずやることは、誰にでもわかりやすくすることです。

ウェブ解析士の試験も仕組みも資格制度もよく「わかりづらい」というお声をいただきます。また、資格取得したウェブ解析士が「へぇーウェブ解析士なんだ、それでさ、君結局何できるの?」と聞かれたときに、「こんなことができます」と明瞭に答えられる人って少ないのではと思っています。

わかりづらさを解消のためユーザの声をより聞きます

わかりづらさを改善するために、より一層皆さんの声に耳を傾けたいと思います。そのため、ウェブや電話によるサポートを事務局の優先業務とします(もちろん、滞りなく業務遂行もします。そのための仕組みを導入。次段落で紹介)。

上の写真は、ウェブ解析士協会のオフィスです。ここで電話やメールなどの問い合わせに当たっています。電話回線は2回線あり、3回線目は私の携帯電話です。ここでみなさんの声に応えていけるよう努めていきます。

あ、内装は居抜きで前のオフィスの方の趣味です。私はこういうセンスないですから(笑)

業務管理専用システム「WACANA」を開発、事務処理軽減を図る

従来の事務局はユーザの声を聞いて行動したくても、それができないぐらい業務が多岐にわたっていました。講座や受講者管理は様々なシステムが複雑に絡み合うため、かなりの量の事務処理が発生し、それに加え、勉強会やイベントも企画運営も行わなければなりませんでした。

そこで事務処理の軽減を狙って、システムを刷新してウェブ解析士協会の業務管理専用システム「WACANA」を開発しました。下図は、WACAN登録画面です。

今後会員専用ページや個人情報の更新などは、このシステムで行えます。ウェブ解析士サイトともAPIで接続されているので属性に合わせて表示を切り替えられ、アクセス解析とオフラインデータの連携も容易にできます。

また講座の主催者は、WACANA上で講座を申請し、受講者管理をできるので今までより手間が大幅に減ります。

このシステム導入によって事務局には、ウェブ解析士のために本来やるべきことに専念してもらおうと思います。

本来やることとは、一般企業のデジタルマーケティングの活用を促進するために、優れたウェブ解析士が世の中で活躍できるようにすることです。

ウェブ解析士のスキルを検索する「KTモデル」をリリース予定

ウェブ解析士がどんなスキルを持ち、どんな分野が得意なのかを調べられる独自システム「KTモデル」を開発し、6月にリリース予定です。

仕事を依頼する一般企業からすると、優れたウェブ解析士が多数いても、なかなか自社の課題解決に適正な人を見つけられないという問題がありました。逆を言えば、ウェブ解析士がどんなスキルを持っているのか、得意分野がなんなのかを紹介する仕組みが不十分でした。

そこで、ウェブ解析士に求められるスキルを検索でき、マッチングさせる仕組みが「KTモデル」です。(ウェブ解析士マスターで専務理事でもある亀井耕二さんが設計した「Kモデル」を、私がスキル評価用に改良した制度を「KTモデル」と言っています)

デザイン、広告運用、ソーシャルメディアの運用……といったウェブのスキルに加えて、農林、水産、建築といった業種別でウェブ解析士のプロフィールを登録します。下図はKTモデル(登録画面)。

これに習熟度、立場などが加わることで、次のような検索が可能です。

  • 化粧品のソーシャルメディアを発注できるウェブ担当者
  • 農林水産業のウェブ解析でコンサルできる人

上図はKTモデル(検索画面)。この画面は、ウェブ解析マスターの古橋さんが設計していて、オウンドメディア委員会で開発準備をしています。フリーワードでも検索可能です。リリースは、6月を予定していますので、ご期待ください。

まとめ

2017年の方針として2つ紹介しました。ウェブ解析士の皆さんがウェブ解析に集中できる環境作りを目指して今後も事務局運営をしていきますので、よろしくお願いいたします。

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江尻 俊章
WACA一般社団法人ウェブ解析士協会代表理事 2000年、株式会社環を創業、2016年株式会社 環 取締役会長退任。業界ではもっとも早い時期からアクセス解析に着目し、アクセス解析を軸にしたコンサルティングを行っている。 アクセス解析ASPサービス「アクセス刑事Pro」、「シビラ」を自社開発、運営、アクセス解析からエリアマーケティングを行う「エリアレポート」を提供している。 著書に「稼ぐホームページ損なホームページ―アクセス解析で一発判明!」「繁盛するWebの秘訣「ウェブ解析入門」 ~Web担当者が知っておくべきKPIの活用と実践」がある。