勉強会いいね日記~事例集9 お客様に満足していただくショップ運営とは? など他2本

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第9回『自社サイトをコストで終わらせないために』には、2題が書き下ろし、1題は勉強会の発表事例が収録されています。

良いネタを持っているにもかかわらず、発表のタイミングが合わない方がいます。もったいない話なので、「せめて事例集に寄稿してください」と頼んでできたのがこの本です。

自社サイトをコストでおわらせないためにhttps://www.amazon.co.jp/gp/product/B00VP90YC4

発表者(著者)は、以下の方々です。(敬称略)
・西原 芙美 (上級ウェブ解析士)
・川田 叡司 (上級ウェブ解析士)
・足谷 保典 (上級ウェブ解析士)

コストはとことん節約、喜んでもらえることに投資!

西原 芙美 氏

女性起業家の西原芙美氏です。

2014年開催の勉強会で発表をお願いしていたのですが、同年10月にショップを起業するので「その結果を出してから発表したいので、待ってほしい」とのことで、起業後、半年後にこの本に向けて書いていただきました。

コストはとことん節約、喜んでもらえることに投資!』という題で、新規にショップをオープンしてから現在に至るまでの奮闘記が書かれてあります。いくら知識があるとはいえ実践は怖いもの。ゼロからのスタートです。

商品の仕入れ、商品画像はプロの写真家から技術を教わって自分で撮影するなど、開業コストを圧縮しながら進めるという実践的なアドバイスも参考になります。
一方マーケティング面は、「どうすればお客様に満足していただけるのか」を徹底的に考えた結果、どのように行動に移していったのかということが書かれています。

本のなかで次のようなことが書かれています。

毎日、コツコツとブログを書いていたら、いつのまにかアクセス数が増えていました

一見、簡単そうですが、背景には、常に自分が満足する「商品」をお客様に届けようとする姿勢が、ユーザーの評価につながっていったのではないかと思います。これから、ネットショップを開業しようという人には必読です。

売上高・利益目標達成に向けたマーケティング予算の算定と重要指標の決定

川田 叡司 氏

川田叡司氏はウェブコンサルティング会社のdotEQ株式会社を創業されています。今まさに、活躍されているウェブコンサルタントのプロフェッショナルです。

高松が拠点なので、なかなか勉強会で発表する機会がないので、書き下ろしをお願いしました。ウェブ解析士認定講座を受講していただいたご縁でもあります。

売上高・利益目標達成に向けたマーケティング予算の算定と重要指標の決定』という題で、ウェブ解析について真正面から詳細に書いていただきました。実践派コンサルタントとしての本格的な内容に驚くでしょう。

プロとしてしっかりとした目線を持ち、いかに目標を達成するのかという考え方のフローがとても参考になります。市販の書籍だけでは学ぶことのできない知識と理論は、まさに、ウェブ解析を本業とする方のノウハウでもあります。

基本的な考え方についても、よくまとめられていますので、これからウェブ解析を学ぼうという人には是非お読みいただきたい内容です。

ウェブ担当者として押さえておきたい勘所

足谷 保典 氏

今回で3回目の登場となる足谷保典氏です。2013年9月に鳥取で開催された勉強会の発表内容です。

ウェブ担当者として押さえておきたい勘所』という題で、地元である鳥取の中小企業のオーナーをターゲットにしたわかりやすい話でした。

専門的になりすぎる話は、地方に限らず中小企業オーナーに敬遠されます。難しい略語などを並べ立てても理解されませんし、ビジネスに結びつくこともありません。

まずは、「ウェブ解析の普及」が先決です。地方では十分な支援が受けられないことが多いウェブ担当者。

・中小企業のウェブ担当者はどんなことに悩んでいるのか
・自社サイトの改善にどこから手をつけたらよいのか

といった、理解向上の努力をしなければいけません。

そういった方々に、上級ウェブ解析士として、どうしたらわかりやすく説明できるのか。切り口となるヒントが書かれてあります。地方でウェブ系ビジネスを展開したいと考えているウェブ解析士の方にはきっと参考になるでしょう。

以上3題が収録されています。
いかがですか。

自社サイトをコストで終わらせないために ウェブ解析士の事例発表集(9)

自社サイトをコストでおわらせないためにhttps://www.amazon.co.jp/gp/product/B00VP90YC4

最後に勉強会で発表する人の心得として……

勉強会に参加する人たちは、発表内容を自分のニーズと結びつけながら聞きます。どんなに一般的なテーマでも、どんなにニッチな内容でも、どこかに必ず気づくところがあるようです。アンケートには、決まってそんなことが書いてあります。

だから、発表者には、「自分の発表内容が参加者にうけるかどうかはあまり心配しなくてもよい」とアドバイスしています。そのときどきの注目キーワードというものもありますが、勉強会では流行を追うような発表は推奨していません。地味でもいいからその人ならではの発表がよいと考えています。

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亀井 耕二

気がついたらウェブ解析士のセンセイをしてもう5年。せっかく学んだことが2年ほどで陳腐化してしまう恐怖の業界で頭を抱える毎日です。変幻自在のウェブ技術の千本ノックにどこまで耐えられるか。最近は、少しはコツもつかめてきてウェブの向こう側にいるヒトが意識できるようになりました。ウェブ解析士の勉強会「自社サイトをコストに終わらせないために」を開催してはや4年。お一人でも多くアクセス解析のヒントを持ち帰ってもらいたいと願っております。