来年、上級ウェブ解析士の資格を失わないためには【代表理事だより】

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こんにちは。代表理事の江尻です。

初級ウェブ解析士、初級受講者や上級ウェブ解析士から、上級ウェブ解析士の資格維持について「わかりにくい!」とのご指摘を多くいただく。

資格取得年ごとに維持の方法も違い、さらにウェブ解析士協会のウェブサイトを確認しようにも、さまざまなページに説明があるためにわかりにくさを感じさせていた。ここで改めてお詫び申し上げます。大変申し訳ございません。

私も「何を考えているのか、わからない」と言われることもあるが、わかりやすく記載してみたいと思う。
今回説明したいことは、ざっくり言うとこの2点だ。

2017年に資格を失わないための方法

来年、2017年からは大幅に上級ウェブ解析士も資格維持の条件が緩和される。こちらは次回(明日)、説明する。

まず、来年「上級ウェブ解析士」の資格を維持するために何をすべきかを説明する。

以前の「ウェブ解析士だより」で案内したとおり、【正会員】になる必要がある。無料会員は廃止になり、全員が年会費をお支払いいただく必要がある。

会員更新については、更新対象者には11月16日~17日に個々にメールでお送りしている。下記も合わせてご覧いただきたい。

※2017年会員更新のご案内
https://www.waca.associates/jp/important/17868

※ウェブ解析士の「会員制度」と受けられる「講座」をちゃんと説明する【代表理事だより】
https://www.waca.associates/jp/column/17610

これまでの「ウェブ解析士の活動の報告申請」後に次年の会員更新となる

今回更新メールが届いた方は、何らかのアクションをしないと上級ウェブ解析士の資格維持ができない。では、何年に合格した人は何をしなければいけないのか、下記の表を確認していただきたい。(※自分の資格認定日は、上級ウェブ解析士には認定証が届いているので、カードに記載のある日付を確認するか、マイページを確認してほしい)

資格維持報告 発表・登壇(2015~2016) アップデート講座受講(2015~2016) フォローアップ講座受講(2015~2016)
2016年 不要
2015年 不要
2014年 必要 必要 必要 不要
2013年 不要
2012年 必要 必要 必要 必要
2011年 不要
2010年 必要 必要 必要 必要

【個人会員】※無料会員でも正会員でも年会費の支払いが必要
2011年、2013年、2015年、2016年1月~10月取得・・・・資格維持活動報告不要
2010年、2012年、2014年取得・・・資格維持活動報告の申請が必要

【個人会員】
2016年11月以降取得 ・・・特になし(会員更新メールの送付なし)、個人会員でも年会費納付は不要

【法人会員】
年会費は法人負担だが、「資格維持活動報告申請」は個人ごとに行うので注意

2016年資格維持活動ですべきこと

実は今回上級の資格維持報告を申請しなければいけない人は2010年、2012年、2014年取得者だ。

  • 2014年取得者は、フォローアップ講座を受講する必要はない。
    本来は、フォローアップ講座を受講する必要があるが、知識が比較的新しく、資格維持の活動を緩和させたためその必要はない。
  • 2010年と2012年取得者はフォローアップ講座を受講する必要がある。
    資格取得から時間が経過しているため、フォローアップ講座を受けていただく対象とした。

最後に資格維持活動報告で必要なこと、また今からでも間に合うことを記載する。

資格維持活動の報告

ウェブ解析士協会から、資格維持活動の報告申請が必要な上級ウェブ解析士に、「上級ウェブ解析士の資格維持報告スプレッドシート」をウェブ解析士協会からお送りしている。

こちらのスプレッドシートは「アップデート講座を受講したか」と「上級ウェブ解析士の活動をしたか」を報告するためのフォームだ。フォームに記入するとウェブ解析士協会事務局で審査をした上で、問題がなければ、2017年の活動資格が維持できる。

フォームに記載された内容はウェブ解析士協会事務局が確認し、判断する。まれにフォームに記載されている内容の確認をすることもあるので、ご承知おきいただきたい。

発表・登壇がネックという方

「上級ウェブ解析士の活動をしたか」という点で、発表・登壇がみなさまのネックになっていると聞く。発表・登壇というのは、そもそも、ウェブ解析士協会やアップデート講座で発表した方、ウェブ解析士協会への執筆した方はもちろんクリアーしている。

また、用語集、ウェブ解析士協会テキストの執筆や校正など協会のコンテンツに協力した方もクリアーにしている。これ以外に、「発表・登壇」という活動はオープンではなくてもよい。例えば、企業内での研修やクライアント向け教育、社内ブログでの執筆なども当てはまる。

ただし、発表・登壇なので日頃顧客に提案書作成している、というレベルでは該当しないので注意が必要だ。

今回の報告で、「発表・登壇」が必要で、それがネックになっている方はウェブ解析士協会事務局まで連絡いただきたい。

アップデート講座

このリンク先にある講座がアップデート講座だ。(※ https://www.web-mining.jp/course/skillup/update/)

ウェブ解析士協会が推奨している講座のことを指す。コンサルティング体験会やウェブ解析士マスターが開催している「上級ウェブ解析士の発表会に話を聞きに行く」ということも含まれるので、ぜひ上記URLからWebサイトを確認していただきたい。

その他には、正会員向けに配信しているアップデート講座の録画や、無料会員・一般会員向けの有料動画講座配信で受講も含まれる。現在無料会員で、来年から正会員に更新したいというならソーシャルメディアマネージメント委員会の動画講座はいかがだろうか? なお、エキスパート講座もツールトレーニング講座もアップデート講座と同様に資格維持の要件に当てはまる。

今からでも遅くないので、受講していただきたい。

フォローアップ講座

基本は上級ウェブ解析士講座2日間をもう1度受講することだ(ただし、試験は不要)。

それ以外にも何度か開催された上級ウェブ解析士の専門の「フォローアップ講座」でももちろん大丈夫。今からお考えの方は12月にライブでオンライン講座を開催するのでそれを受講してほしい。その動画はオンデマンドで受講もできるので、ご活用いただきたい。(※今年最後のフォローアップ講座の詳細URL:https://www.waca.associates/jp/master/18008

次回は、上級ウェブ解析士の資格維持の条件が緩和されることについて説明する。

(※2016年11月末現在。なお、更新について不明点がある場合には、ウェブ解析士協会事務局まで)

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江尻 俊章

WACA一般社団法人ウェブ解析士協会代表理事

2000年、株式会社環を創業、2016年株式会社 環 取締役会長退任。業界ではもっとも早い時期からアクセス解析に着目し、アクセス解析を軸にしたコンサルティングを行っている。
アクセス解析ASPサービス「アクセス刑事Pro」、「シビラ」を自社開発、運営、アクセス解析からエリアマーケティングを行う「エリアレポート」を提供している。
著書に「稼ぐホームページ損なホームページ―アクセス解析で一発判明!」「繁盛するWebの秘訣「ウェブ解析入門」
~Web担当者が知っておくべきKPIの活用と実践」がある。