正会員が参加できる「支部」と「委員会」活動と「正会員が受けられるメリット」について【代表理事だより】

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こんにちは、代表理事の江尻です。今回は、ウェブ解析士協会の正会員が参加できる「支部」と「委員会」活動と「正会員が受けられるメリット」について説明する。

前回は、会員制度と講座について説明してるので、こちらも参考にしてほしい。⇒ウェブ解析士の「会員制度」と受けられる「講座」をちゃんと説明する【代表理事だより】

地方で学ぶ機会を増やす支部活動

支部の役割は、各地域のウェブ解析士の活性化である。支部には各地支部長がいる。1年任期で、前支部長、支部長の2人体制で運営し毎年4月に改変される。

支部は北海道・東北・関東・中部・近畿・中国四国・九州沖縄から選ぶ。支部を選ぶことは必須だが、どの地域を選ぶかは任意だ。現在住んでいるで選ぶもよし、将来活性化したい地域や住みたい地域などで選択してもよい。支部制度について詳しくはこちら⇒https://www.waca.associates/jp/association/branch/

各支部には予算が割り当てられていて、予算範囲内であれば活動内容を自由に決定し、企画運営ができる。たとえば、地域内で講師をアテンドできない場合は、東京の優れた講師を招いてアフィリエイトや広告、タグマネについてのセミナーを開催したこともある。

なかには私から支部長を巻き込んで開催を促したものもあった。北海道の「11月19日(土)がっつり小川卓まつり2016」などがこれにあたる。北海道の渡部前支部長、則田支部長による企画だ。

あと、地域で行うイベントの協賛もある。岐阜で開催したウェブ解析士合宿の会場費用や福岡で開催したデジタル神無月へのスポンサーなど、支部で応援したいイベントはサポートできる。

基本支部の予算用途は制限していない。「忘年会でも新年会でもやってくれ」と思っている。活性化に一番と思うことに使ってもらえればありがたい。

行かなきゃ損! 委員会活動

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委員会の役割は、スキルの維持やウェブ解析士の地位向上を図ることである。委員会への参加は任意。参加費は無料で月1度開催される。

委員会では実務に関わる深い研究や事例共有を行っている。セミナーとは性質が違うもので、お互い情報共有し、研究するというアプローチだ。ウェブ解析士協会の方針に従うようなものではなく、基本自立して活動している。主な委員会活動を紹介する。

SEMS委員会

Search Engine Marketing Specialist 委員会の略だ。リスティング運用の専門家でもあるウェブ解析士マスターの木村さんが委員長となっている。特に運用型広告を中心にしたマーケティングの研究を行っている

主に休日開催していて、委員のウェブサイトのリスティング運用管理画面を見ながら、運用方法の改善方法や運用テクニックを紹介してくれている。また、SEMのソリューションのベンダーを招いた勉強会をしたり、ウェブ解析士協会のリスティングの相談をしたりしている。

SMM委員会

Social Media Management 委員会の略だ。ソーシャルメディアの専門家でもある上級ウェブ解析士の田村さんを中心に毎月委員会を開催し、ソーシャルメディアを法人で運用するときにどうするべきかを学んでいる

ウェブ解析をしているとサーチや広告など直接コンバージョンに貢献するメディアばかりを重視するが、いまやユーザにとって欠かせないソーシャルメディアについての考察が不十分では満足のいくマーケティングはできない。そこでソーシャルメディアコンサルタントや専門家を招き、ウェブ解析士のビギナーが実際に自社アカウントを運用しながら学んでいる。

四半期に1度程度、学んだ結果を集約してセミナーも開催している。現在次のステップに進んでいて、この委員会ではウェブ解析士SMM委員会としてソーシャルメディア運用のコンサルティングを提案し受注活動も動いている。

オウンドメディア委員会

オウンドメディア委員会はウェブ解析士マスター橋本さんが中心に動いている。協会のさまざまなウェブサイトや広告チャネルを使い、サイトの改善、更新や純広告などの広告配信の効果測定などを行っている

委員会は繰り返すが基本無料だ。しかもSMM委員会のようにセミナーを開催して収益を得えて、学んだことをスペシャリストと一緒に受注活動も行っている。

委員会はセミナーではないのでお互いコンテンツをつくるなどの活動が必須となり、自分でアカウント運用なども行うので、スキルが身につく。
なお委員会活動は基本ボランティアだが協会が明らかに業務として依頼していることについては、有償でお願いしているケースもある。

ウェブ解析士協会のコンサルティング体験会に参画できる

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ウェブ解析士協会ではコンサルティング体験会を開催している。コンサルティング体験会とは、ウェブ解析に興味があるがよくわからないという一般企業とウェブ解析士の資格を取ったが本格的なコンサルティング経験が浅い両者を引き合わせ、互いにコンサルティングを体験できるワークショップだ。

これは前回説明した、アップデート講座の1つとなる。

正会員ウェブ解析士はこのコンサルティング体験会に参加できる。参加費用は基本3000円だが主催者によって金額はまちまちで無料の場合もある。

参加するウェブ解析士はGoogle アナリティクスなどのデータを閲覧する権限をもらい、各自データを分析して、当日決められた時間内にプレゼンする。

ウェブ解析士にとっては幅広い業種をコンサルする経験につながるし、その後コンサルティングをした企業から個別に相談を受けることもある。

コンサルティング体験会は自分でも開催ができる。自社あるいはクライアントにウェブ解析を提案したいとき、その費用対効果を求められることもあるはずだ。その際、コンサルティング体験会を開催し、少額で重要性が伝わるなら意義も大きいと思う。

2月にはサンフランシスコにあるSkoshboxという日本のお菓子を頒布する企業のウェブ解析コンサルティング体験会を開催した。ソーシャル中心のマーケティングを行っていたSkoshboxのCEOは、「ウェブ解析でそこまでわかるのか」と感心をしていた。

このような成功体験をもっと増やすためのワークショップだ。ぜひ自社やクライアントにも活用してほしい。

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ウェブ解析士協会の支援プログラムでツールを有利に活用できる

最後にウェブ解析士になると、支援プログラムとしてさまざまなツールが通常より有利に活用できる。

ウェブ解析ツールシビラPtengine(ヒートマップ付きアクセス解析ツール)SiTest(AI搭載 ヒートマップ解析・ABテスト・EFO対策ツール)を通常より安く有利に活用できる。

またCMSでもMovable Typeが大幅な値引き価格で手に入る。

「ウェブ解析士協会支援プログラム」詳細はこちら⇒https://www.waca.associates/jp/materials/#programs

また、今詳細は述べられないが組織名分析ツール、SEOツール、リスティング運用ツール、サーバー、SSLなど、ウェブ解析に止まらぬ幅広いツールやソリューションを支援プログラムに導入する予定である。仕事で活躍するウェブ解析士をもっと増やすためにこれらの導入で効率的にデジタルマーケティングを推進してほしい。

次回は、法人会員制度について説明する。

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江尻 俊章

WACA一般社団法人ウェブ解析士協会代表理事

2000年、株式会社環を創業、2016年株式会社 環 取締役会長退任。業界ではもっとも早い時期からアクセス解析に着目し、アクセス解析を軸にしたコンサルティングを行っている。
アクセス解析ASPサービス「アクセス刑事Pro」、「シビラ」を自社開発、運営、アクセス解析からエリアマーケティングを行う「エリアレポート」を提供している。
著書に「稼ぐホームページ損なホームページ―アクセス解析で一発判明!」「繁盛するWebの秘訣「ウェブ解析入門」
~Web担当者が知っておくべきKPIの活用と実践」がある。