「ウェブ解析士ニュース」は「ウェブ解析士だより」に

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「ウェブ解析士協会は広告にお金かけるより、より会員コンテンツを充実させることが重要ですよね?」
ウェブ解析士マスターの中川さんに飲みながら教えてもらった。
その通り。ウェブ解析士がコンテンツを表現できる場を作ることは長年の課題だったのだ。

会員コンテンツを充実させる必要性とは

数年前から『Web担当者Forum』などの外部メディアにウェブ解析士の記事を掲載すると多くの反響をいただく。つまり内容は悪くない。
しかし、「ウェブ解析士協会」のWebサイトのアクセス解析をすると、【ウェブ解析士】の指名ワードばかり。
これからは私たちはウェブ解析に馴染みがない地方中小企業まで重要性を伝えたい。
そして、ウェブ解析士協会は一人一人のウェブ解析士の素晴らしさを伝える義務がある
その義務を果たすためにメディアコンテンツを作る必然性はあったが、必要性を考えていた。

なぜならいまや、デジタルマーケティングやウェブマーケティングのコンテンツはたくさんある。キュレーションサイトもたくさんあるので、わざわざ同じようなものを作る必要性がないと思っていた。ましてやウェブ解析士の多くが書くことに対しては素人。だから「不十分なこともたくさんあるのでは」と思う。

そこで、私たちは情報のエントロピーに着目した。

だから、私たちは特定の人にフォーカスした情報を提要することにした。
つまり、最大公約数の満足より、誰かが必要とする情報が必要であると考えた。
メディアの役割は、もはや単なる拡散が目的でも、そして集客することが目的でもないということだ。個人の集客力が高い今、一人に刺さる情報こそが、拡散を促すと考えた。具体的に言えば、「サーチでのトラフィック」より「ソーシャルでのシェア、共感」を重視している。

この「ウェブ解析士だより」のプロジェクトの意義

私たちウェブ解析士の強みは「事業の成果につながる分析力」だ。
発信した情報による態度変容に促すことを意図して、その変化を分析できる。
分析して、もっと効果的な記事や内容は提案できるはず。
そして、その事例は他のウェブ解析士に共有する価値があるのだ。

当然このプロジェクトはウェブアクセス解析とも深く関わっている。今後、記事ごとにターゲット、目的、施策を設定して、どの程度効果的に働いたかを分析し、その後の記事の内容を決めていく予定だ。Adobe Analyticsをウェブ解析士協会の「サイトの解析に導入し、顧問の清水誠さんの協力を得て、記事の改善を進める。

誰か一人でも深く共感するメディアサイトに

当初、「ウェブ解析士ニュース」という名称でコンテンツを掲載していたが、上記の意図である以上、もはや「ニュース」ではないので、名前をかえようということになった。最初「ウェブ解析日記」にしようと思ったが、それだと「誰かに伝える」という意図が薄くなると思ったからだ。そこで私たちは、『ウェブ解析だより』と改称することにした。この名称だとまるで小学生の学校新聞みたいだが、私たちは「たより」として届けることで誰か一人でも深く共感するメディアでありたい

執筆者募集

これを機に、ウェブ解析士協会では、この「ウェブ解析だより」に広く記事を募りたい。
さらにウェブ解析士に限らず、デジタルマーケターや業界のウェブマスターなど、すべての人に記事を募りたい。
記事の内容は、業界や業種に特化した、デジタルマーケティングや、マーケティング中心ではない内容も募集したい。

執筆者のいろんな魅力を発信し、個人のブランディングにつなげれば

最後に、「『ウェブ解析士だより』はラジオのチャンネルのようになればいい」と思っている。というのも、目立つべきはチャンネルではなく、個々の番組やパーソナリティだ。『ウェブ解析士だより』が執筆者一人一人のいろんな魅力を発信し、その番組や個人のブランディングにつながれば嬉しい。

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江尻 俊章

WACA一般社団法人ウェブ解析士協会代表理事

2000年、株式会社環を創業、2016年株式会社 環 取締役会長退任。業界ではもっとも早い時期からアクセス解析に着目し、アクセス解析を軸にしたコンサルティングを行っている。
アクセス解析ASPサービス「アクセス刑事Pro」、「シビラ」を自社開発、運営、アクセス解析からエリアマーケティングを行う「エリアレポート」を提供している。
著書に「稼ぐホームページ損なホームページ―アクセス解析で一発判明!」「繁盛するWebの秘訣「ウェブ解析入門」
~Web担当者が知っておくべきKPIの活用と実践」がある。